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夜ふかしの本棚 中公文庫

Ryo Asai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122069725
ISBN 10 : 4122069726
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

たった一行で、心の扉は突き破られる―。感動で震えた『一瞬の風になれ』、腹が立つのに面白い『火宅の人』、なぜか苦手なあの文豪…六人の小説家が、魂をゆさぶられた五十九冊をご紹介。“読まず嫌い”をしていた名作も、無性に読みたくなってくる?夜ふかしを誘う魔法のブックガイド。

目次 : “自分”がいやになったら/ 共感できなくたっていい/ 世界を旅して“人”に会う/ ただただ笑いたい/ 大人の機微にグッとくる/ 生きる意味を問いたい夜に/ やわらかい知性/ “戦争”がここにある/ ふいに染みてくる本/ なぜ本は生まれるか

【著者紹介】
朝井リョウ : 1989年生まれ。2013年『何者』で直木賞、14年『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞を受賞

円城塔 : 1972年生まれ。2012年「道化師の蝶」で芥川賞、17年「文字渦」で川端康成文学賞を受賞

窪美澄 : 1965年生まれ。2011年『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞、12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞を受賞

佐川光晴 : 1965年生まれ。2002年『縮んだ愛』で野間文芸新人賞、10年『おれのおばさん』で坪田譲治文学賞を受賞

中村文則 : 1977年生まれ。2005年「土の中の子供」で芥川賞、10年『掏摸(スリ)』で大江健三郎賞、16年『私の消滅』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞

山崎ナオコーラ : 1978年生まれ。2004年「人のセックスを笑うな」で文藝賞、17年『美しい距離』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    最近の若い人に人気のある旬の作者さんによるお勧めの本です。人生における10の場面での分野に分けてそれぞれ数冊づつの本が紹介されています。辞典から丸山眞男あるいは古典、最近のものまでさまざまな分野の本が並べられていて私も読んでみようという本がいくつかありました。

  • kinkin

    八人の作家(朝井リョウ、円城塔、窪美澄、佐川光晴、中村文則、山崎ナオコーラ)が魂を揺さぶられた59冊を紹介。漱石以外は読んだことがなくて恥ずかしい気持ちになる(笑)本というのは共感の一方で共感できなくても構わない、そんなときは途中でやめても構わない、読んでわからなくてもいいではないかと書かれていてホッとする。こ読書メーターも自分の距離計だったり燃料計なわけで読めなくても放り出してもいいことに改めてきずく。読書していると変な義務感に圧倒されることもしばしば。この本を読んだら気持ちがスーッと楽になった次第。

  • ヒデミン@もも

    朝井リョウくん、窪美澄さん、中村文則さんと大好きな作家達のお勧め本紹介。って、なんだか既読感。単行本で読んでた! まったく表紙のイメージ違うし、タイトルも違う! 『きみに贈る本』って若い子向けに書かれてるぽいのに。でも、朝井リョウくんの文章はやっぱり素晴らしいし、中村文則さんにも共感。

  • kei302

    「夜ふかし」どころか、昼食後 〜 おやつタイムまでに読み終えた。読みやすい。文体が気さく、各書評(?)が3ページであっさりと書かれていて、担当した6人の作家が気張って選書していないところがお気に入りポイント。率直でやさしい文章の朝井リョウ氏、円城・中村両氏は、小説よりもソフト。常々 “共感する/しない”には引っかかっていたのですが、もやもやが解消されました。山崎ナオコーラ氏の『岩波国語辞典』〜 ぜひ、今のために言葉と出会ってほしい〜 そうだよね。

  • ひさか

    中日新聞/東京新聞2015年5月11日〜7月31日の夕刊掲載分をきみに贈る本として2016年5月中央公論新社から刊行。2020年10月改題、加筆修正、章立てを変更して中公文庫化。朝井リョウ、円城塔、窪美澄、佐川光晴、中村文則、山崎ナオコーラ、の6人の作家が10冊づつ(円城さんのみ9冊)の本を紹介するエッセイ。当代一流の作家たちの多彩な本についての一言は、貴重。中村さんの共感を超えたところにある作品の話は、耳が痛い。山崎さんの俵万智解説時に編集さんにダメ出しされた話とか、円城さんの自作の話が楽しい。

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