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世界推理短編傑作集 2 創元推理文庫

Ranpo Edogawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488100087
ISBN 10 : 4488100082
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Anthology ,  

Content Description

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。本巻には、“奇妙な味”の短編「放心家組合」をはじめ、英米以外の作家であるグロラー、ルブランの作品などを収録した。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894年三重県生まれ。1923年の“新青年”誌に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。以降、「パノラマ島奇談」等の傑作を相次ぎ発表、『蜘蛛男』以下の通俗長編で一般読者の、『怪人二十面相』に始まる少年物で年少読者の圧倒的な支持を集めた。推理小説の研究紹介や、新人作家育成にも尽力した巨人である。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 紅はこべ

    ソープ・ヘイズルは撮り鉄探偵だったのか。鉄道と写真とミステリは昔から切っても切れぬ関係。「オスカー・ブロズキー事件」は倒叙物とはいえ、犯人と探偵の直接対決がないという点で異色。「ブルックベンド荘の悲劇」では探偵の限界が。犯人を追い詰めても、被害者を守れるとは限らない。「放心家組合」では元々の銀貨贋造案件はどうなったの?東京創元社はクリスチイはクリスティに表記を変えたが、ルパンは頑固にリュパンね。その方が発音的には正しいらしいから、変えなくてもいいんだけど。

  • KAZOO

    新版の傑作集の第2巻です。旧版とは若干収められている作品はあるもののほとんど同じで読んでいて懐かしい感じがしました。やはりえりすぐられた短篇で結構有名な主人公たちが出てきます。私は新しい版に収められている連載の戸川安宣さんの「短編推理小説の流れ」を楽しみにしています。これを書かれるためになかなか次の巻が出ないのでしょうね。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    アンクル・アブナーものとヴァルモンものは既読。「奇妙な足音」は馬鹿にする社交界一行に冷水を浴びせるブラウン神父の一言に拍手喝采。怪盗ルパンが探偵役の「赤い絹の肩かけ」はあわよくば、一石二鳥を目論む、鼻息荒い刑事をおちょくるルパンの言葉がなんとも痛快。そして女性ならではの特徴を見事に掬い取ったルパンはさぞかし、モテるだろうな〜。ソーンダイクものは始めて読みましたが、叙述ものなのが意外、且つ、楽しかった。「ギルバート・マレル卿の絵」は現実にもありそうな事件をマイペースな探偵が解くというのがユーモラス。

  • たち

    やっぱり、なじみのある作家さんの話が面白く感じてしまいます。ルパン(リュパン)の狡猾さが楽しい、モーリス・ルブラン『赤い絹の肩かけ』と、倒叙ミステリーを存分に味わえる、オースチン・フリーマン『オスカー・ブロズキー事件』が良かったです。後、久しぶりにクロフツを読んで、もっと読みたくなりました。

  • 本木英朗

    〈世界推理短編集〉の新訳版2巻である。この巻も「放心家組合」から始まって、「奇妙な足跡」や「オスカー・ブロズキー事件」「急行列車の謎」などなど、多くの短編が出ている。中でも俺的には、ホワイトチャーチ「ギルバード・マレル卿の絵」とポーストの「ズームドルフ事件」がよかったかな。しかし仏のルブランによる短編だけはちょっと駄目だったかな、うん。……という感じで3巻までまたしばしのお分かりです、ハイ!

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