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Songs Of The Oak, Concert Overture, 1, 2, : Jeter / Reutlingen Wurttemberg Po

Price, Florence Beatrice (1887-1953)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8559920
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


フローレンス・ベアトリス・プライス:管弦楽作品集

国際的に注目度急上昇中の作曲家フローレンス・プライス。「黒人女性初の交響曲作曲家」と呼ばれるプライスの音楽は、アフリカ由来のリズムや黒人霊歌を大胆に取り入れて親しみやすさと感情に訴える個性的な魅力を備えています。2021年のBBCプロムスのラスト・ナイトで演奏された交響曲第1番の第3楽章「ジュバ・ダンス」がその典型。このアルバムの収録曲にもそうした魅力が発揮されています。交響詩ではハリウッドの映画音楽の影響を受けた華やかで色彩感豊かなオーケストレーションも楽しめます。
 交響曲第1番でアメリカの作曲賞を受賞し、初演も大好評を得たプライス。黒人霊歌を採り入れた『演奏会用序曲第1番』はシカゴ交響楽団での演奏がテレビ放送され、人気を博しました。舞踊組曲は、ピアノのための『3つの小さな黒人のダンス』をプライス自身がオーケストレーションしたもの。こちらも歌心溢れる旋律と陽気なリズムが随所に聴かれます。同じく黒人霊歌を採り入れた『演奏会用序曲第2番』や交響詩『オークの歌』は、その総譜の存在が2009年まで知られずにいましたが、プライス再評価が進んで陽の目を見たものです。
 「NAXOS」レーベルに交響曲第1番&第4番と交響曲第3番を録音するなど、プライス作品の演奏に取り組んでいる指揮者ジョン・ジーターによる演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
F.B.プライス:
1. 演奏会用序曲 第1番(1939)
〜黒人霊歌『罪人よ、この収獲を枯らさないで』に基づく
2. 演奏会用序曲 第2番(1943)〜(黒人霊歌『行け、モーゼ』『精霊を感じるたびに』『誰も知らない私の悩み』に基づく(エンディングA)
3. 交響詩『オークの歌』(1943)
4. 交響詩『オーク』(1943)
(エンディングB)
5. コロニアル・ダンス(作曲年不明)
6. 舞踏組曲(作曲年不明)


 ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョン・ジーター(指揮)

 録音時期:2022年4月20-22日
 録音場所:Studio der Wuerttembergischen Philharmonie Reutlingen
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(3,5,6)

Track List   

Customer Reviews

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近年再評価が進んでいるアメリカの作曲家、...

投稿日:2023/05/28 (日)

近年再評価が進んでいるアメリカの作曲家、フローレンス・プライス。 ナクソスでも既に2枚の管弦楽作品を収めたアルバムが出ていますが、これはそれに続く3枚目。 本CDは今までの交響曲を中心としたものと違い、交響詩と演奏会用序曲を中心としたアルバムです。 指揮者はジョン・ジーター、オーケストラはロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団です。 ジーターはナクソスにプライスの作品を吹き込んでいるスペシャリスト。 本CDではドイツのオーケストラを振っており、ちょっと意外な感じがしますが、これがなかなか良い。 収録された序曲や交響詩は黒人霊歌等を取り入れた作品だが、プライスの師であったチャドウィックの系譜を感じるヨーロッパ的な部分も強く、そこにドイツのオケらしいがっしりとした重厚感のあるサウンドがよくマッチしています。 加えてジーターの共感豊かなタクトで、作品の真価を存分に伝えてくれる演奏です。 曲は国民楽派が好きな方なら、『コロニアル・ソング』『舞踏組曲』あたりは特に気にいるのではないでしょうか。 2022年録音で、音質良好。

レインボー さん | 不明 | 不明

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