Oscar Feldman

ディジー・ガレスピー、パキート・デリヴェラなど
世界最高峰のラテン楽団に在籍した実績を持つ実力派サキソフォニスト、
オスカール・フェルドマン新作。エルメート・パスコアルの楽曲提供、
そして母国の英雄スピネッタも参加したアルゼンチン産LATIN JAZZの新機軸｡

ますます注目を集めるアルゼンチン音楽シーンから、次はリアルなジャズ･フィールドの鬼才新作。ディジー・ガレスピー、パキート・デリヴェラなど世界最高峰のラテン楽団に在籍した実績を持つ超実力派で、タンゴやフォルクローレ、さらにはブラジル音楽までも貪欲に取り入れ進化し続けるサックス奏者オスカール・フェルドマン。新作となるのが、この「オスカール・エ・ファミリア」。同じく様々なラテン音楽を再構築するイラケレ出身の偉大な先人、パキート・デリヴェラを支える精鋭たちが全面サポート。その柔軟かつ強力なグルーヴでプログレッシブに展開されるラテン・ジャズは、聴く者に一瞬たりとも油断を許さない。そんな彼の世界観を象徴する曲がタイトル曲"OSCAR E FAMILIA"であろう。なんとオスカルを絶賛するエルメート・パスコアールが彼の為に提供したこの曲、複雑怪奇でありながら生命力に溢れた快トラックだ。そして極めつけはスピネッタがゲスト参加したラストの"Peace to find"。スピネッタらしいどこか陰のある世界観を見事に支え助長する、オスカルのサキソフォン、そしてバンドの演奏は本作最大のハイライトだ。ピアソラを取り上げた#7、ウェイン・ショーターの#9などのアレンジも一筋縄ではいかぬ聴き応え。新たなアルゼンチン〜ラテンジャズの地平がここに凝縮。


【Musicians】
Oscar Feldman (AS,TS)
Manuel Valera (P)
John Benítez (B)
Antonio Sánchez (DS)
Pernell Saturnino (PERC)
Diego Urcola (TP)
Pablo Aslan (CONTRABASS)
Luis Alberto Spinetta (VO)
...etc

（メーカー資料より）