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生きる理由を探してる人へ(仮)角川新書

Nobuhiko Otani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040820705
ISBN 10 : 4040820703
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「自殺=悪」の決めつけが遺族を苦しめることもある。それでも自殺は「しないほうがいい」。追いつめられていても、現状から脱出して「違うかたちで生きる」という道を提示できないか。芸人と作家による異色対談。

序章 自分のことが好きですか?
第1章 文人主義とザッツ・オール・ライト!
第2章 未来は常に過去を変えている!
第3章 大谷ノブ彦が自殺しかけた日
第4章 アイデンティティ・クライシスを乗り越える方法
終章 「幸福」が人を追いつめる!

【著者紹介】
大谷ノブ彦 (ダイノジ) : 1972年大分県佐伯市生まれ。明治大学経済学部卒。同じ大分県佐伯市出身で中学の同級生である大地洋輔と東京で再会、94年吉本興業のオーディションに合格しコンビ「ダイノジ」を結成

平野啓一郎 : 1975年愛知県蒲郡市生まれ。北九州市出身。京都大学法学部卒。99年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として1年間、パリに滞在。08年からは、三島由紀夫賞選考委員、写真の町東川賞審査会委員を務める。美術、音楽にも造詣が深く、幅広いジャンルで批評を執筆。14年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まる

    恥ずかしながら大谷ノブ彦さんのことは初めて知った。対談集。平野啓一郎さんが作り出した概念「分人」論を中心に 色々な過去の経験を振り返りながら 生きる理由を探っていく。異色の対談ということで面白かった。ある1つの「分人」がうまくいかなかったからといって死んでしまってはもったいない。時が経てばその「分人」は小さくなるかもしれないし もっと楽しい「分人」が出てくるかもしれない。。。という話が心に残った。

  • フク

    芸人と作家による異色の対談本。異なるジャンルで活躍している二人だからこその中身の濃い話に思わず引き込まれる!平野氏の提唱する『分人主義』は多くの人に知ってもらいたい考え方だと個人的には思っている。大谷さんはラジオの熱量そのままに対談している感じがすごく伝わってきてこちらも好感をもてた(^^;『本や映画の中には誰かの人生がある。その中へと入っていくだけでも情報処理は落ち着いてできるようになる。そのことがすごく大事なのかなって思うんですよね。』

  • Akihiro Nishio

    積読本を消化。学生から貰った本。小説家と芸人の対談本。分人(アイデンティティは1つじゃなくていいよね)というキーワードで議論は展開されるが、それって普通の考えかたじゃないか?そんなに強調することか?と思ってしまう。むしろ、自分は多面的な人格が30歳くらいになると1つの役割に集約して「〇〇社の係長としましては」みたいな考え方になってしまうことを若い人には話すけどな。一方で、お笑いがいかに社会の影響を受けて変化していくかという考察は面白かった。小説家の方はそこそこ有名な人らしい。何か読んでみよう。

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    平野啓一郎の分人主義をベースにした対談。小説「空白を満たしなさい」「マチネの終わりに」辺りが中心だった。大谷ノブ彦がメインの語り役、平野啓一郎はどちらかと言うと聞き役に徹していて、要所でアドバイザーとして話している感じ。「分人主義は一種のチューニング」「将来の分人に期待する」やはりこの概念は素晴らしいと思う。

  • 水色系

    いきづまった人に対し、自殺は悪ではないけれど、それ以外の方法でそのしんどさにアプローチすることを提案する本。ひとつの考え方として「分人」がある。分人の構成比率は時とともに(つきあう人が変わっていくごとに)変わっていくから、例えば過去の嫌な分人が現在は全く影も形もなくなる、ということは往々にしてある、みたいな話が好きだった。

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