UNREST

シンガーソング ビートメーカー「猫町」デビュー！やはり名古屋は変わっていた！
七尾旅人もトクマルシューゴも前野健太もいるけれど、その近くなのか遠くなのか、そこには猫
町もいる。ミニマルでダビーで、トロニカ経由・音響派以降の電子音たちとアコースティックギターとボコーダーボイスが飛び交う空間で、ひたすら残響しながら、でもそこに最後に見えてくるのは(((不穏な)))唄心。すごく遠くでならされているようにも、すぐ隣でささやかれているようにも聴こえる不思議な距離感。そこにはfishmans が垣間見えるかもしれないし、海を越えてanticon 一派との変態性、owen の唄心とも、リンクするかもしれない。

「なめてました、だって名前が猫町なんだもの。音もフニャフニャかと思ったらやたらとぶっといの。（アーチスト：中村土光）」
「猫なで声で近づいてきて、やけどする程、熱い。猫舌の人は要注意！（現代美術評論家：塚越チエゾウ）」
「郷愁キモトロニックミニマルフォーク。執拗にミニマルで、執拗に残響して、執拗に哀しくて。（伝説の煮込み系プログラマー：柴崎アイサイ）」
「押し入れの中の汚れたぬいぐるみ、ジャングルジムの冷たさ、雨上がりの校庭の匂い、猫の町に、私達が置いて来たすべて。（クラバー：エープリル中野）」
「猫町さんて、おもろい名前やなーって思って。（小声研究家：谷口さおり）」
「いろんな猫が集合している公園みたいな音楽。（猫写真家：和田愛）」
「聞いたらいい音楽と、聞かんでいい音楽があって、これは聞くべき音楽やで。（「写真会」会長：大森秀丸）」
「さびしんぼうで面倒なロマンチスト（花の研究生：佐々木みかん）」

猫町
2005 年ひとりぼっちで結成
現代社会に対抗するかのごとくアナログ機材で演奏、自宅にてMTR に多重録音、一年に一枚ペースでCDR 作品を発表。ハードコアから弾き語りまで様々な音楽性を匂わすが、着地点は未定。「だっていろいろ好きなんだもん」（本人談）。東京生まれ、名古屋在住、「名古屋を離れる気はないなあ」（本人談）。本作では作詞、作曲、演奏、歌唱、録音をひとりぼっちで担当している。

Syu（イラストレーター）
Hyde out productionやShing02、DJ Maloとの出会いから、2002年よりアーティスト活動を開始。LP・CDのジャケット、DM、ウェルカムボード、雑誌広告、書籍の挿絵制作や、BEAMSへのアートワーク提供、国内外でのライブペイント出演や、ドキュメンタリーDVDの作成など多岐にわたる活動を行っている。
www.madfunkyworks.com