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帰ってきた日々ごはん 4

Naomi Takayama

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877587826
ISBN 10 : 4877587829
Format
Books
Release Date
June/2018
Japan

Content Description

「料理家」を越えて、新たな世界で自分を発見していく。酔っぱらったり、夜空を見上げたり、ひとり散歩を繰り返す日々。日記エッセイシリーズ第4弾。高山なおみ「はじめての絵本作り」つき、スイセイ「本作り+解説ごはん」つき、「おまけレシピ」つき。

目次 : 2015年6月〜7月/ アルバム/ 8月/ 9月〜10月/ 11月〜12月/ スイセイ本作りごはん/ スイセイ解説ごはん

【著者紹介】
高山なおみ : 1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。近年は絵本作りにも精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日々ごはんシリーズの「帰ってきた日々ごは...

投稿日:2021/04/18 (日)

日々ごはんシリーズの「帰ってきた日々ごはんC」。 いつも通りの、ごはんのメニューがページ右肩にのっかっている日々の日記帳エッセイ。 スイセイさんとの暮らしの中で気がつく、もしくは気付かされた家族のワンシーン。 出版社とのやりとりなんかの仕事のことと、野菜のアク抜きみたいな料理のことが、おんなじ比重で書かれている感じが好きです。 スイセイ解説ごはんに「結婚さえしたらなにもかもうまくいく、とは限りません」と書かれていたことが、今になって気がついて。切ないですね。

3rdwind さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 野のこ

    読み終わってまだ9月なのに今年も無事に一年を過ごせた気持ちになった(笑) 感性豊でときおり幼さを見せる高山さんの文章に私の感性も毛穴から出してくれるような感じ。お友達と仲良く青春っぽい雰囲気が懐かしかったです。「絵って自分で描いてるのに、次の日には自分じゃない人が描いたようになるのがおもしろいな」よく分かる。私の場合は面白いのではなくて気恥ずかしい。装丁は高山さんのお口と卵焼き。子どもの頃に戻った絵みたいで、ドキドキした。日々のごはんを想像しながら読むのも楽しかったです。この先も読んでいきたい。

  • 日々のごはんが付いてる日記が好きです。「紫紺色の電球の玉みたいなナスの時期」もそろそろ終わりだなあ。しかし元旦那さんから気持ちが離れてるというのが文章のそこかしこからにじみ出てて、なかなかしんどい。そして挿入される元旦那さんの文章も浮いてて、どうにも読みづらくそっちもしんどい。

  • Sakie

    パートナーが家にいると時間を気にし、ごはんの段取りを気にし、とどうしても忙しない。スイセイさんが山の家へ行ったり広島に帰ったりで、高山さんは独りの時間が増えた。ごはんや日課が適当になってくる。むしろ、独りなら食べずに済ませたい日も、パートナーがいるとそういう訳にいかないってこと多々あるわね。それが、自分のためだけにつくるごはんを楽しめるように変化する日の描写が象徴的だった。この巻は大みそかの喧嘩で終わる。番外、スイセイさんの日記はちょっと趣味じゃなかった。ちゃんと書いた文章は理が通っていて好きなんだけど。

  • アルパカ

    スイセイさんと気持ちがすれ違ってきているのが所々に感じられる。絵本を着手し始めていて最初は高山さん自身で絵を描いていたけれどやっぱりプロの画家さんに、ということで中野真典さんに辿り着いている。巻末のスイセイさんの日記はちょっと読みにくい。でも最後のほうで結婚について「結婚したからと言ってユートピアになるわけではない。結婚して「家族ごっこ」を始めたとしてもなお個人の理由のほうが大切になってしまうこともあるのです。むしろ「家族」「結婚」という名前にとらわれないでただの個人同士の結びつきだと思ったほうがうまく

  • chi0926

    久しぶりに読んだ。色々あって疲れていたせいか、高山さんの素直で不器用で一生懸命な文章がいつもより響いた。どもっていた子供時代の感覚。その文章を読んで、学校になじめない長男も、こんなもどかしさを抱き、五感フル活動で一生懸命感じながら過ごしているのかなと想像した。ゆかりご飯の親子丼は是非やってみよう。

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