AOR界のスーパーギタリスト、Michael Thompson初のソロアルバム。 やや渋めテイストのハードAORが聞いていて癒される１枚に仕上がっています。名盤１ST‘How Long’のようなアルバムをまた作って欲しいものです。

1989年にデビューアルバム”How long”を発売して以来の待望のセカンドアルバム。残念ながらVocalはMoon CalhounからLarry King(シカゴのバンドSoleil Moonの中心メンバー)に代わってしまったが、パワフルなロックヴォーカリストを探していて、知っている中で一番彼が適任者だったとマイケル・トンプソンが言うようにこの新しいアルバムのサウンドに実にマッチしている。サンプルを聞いても分かるように80年代のROCKを彷彿とさせるパワフルな曲が多く、トンプソンのギターも聴き応えたっぷり。ナイトレンジャーやサバイバー、デフレパード、ジャーニーなどが好きな人にはハマるサウンドだと思う。私自身、久々に何度も聴きたくなる作品と出会った。