とにかく、シガブーのドラミングに痺れた。モタッと粘りつくような後ノリ？のドラミング、独特です。もっと聴かれるべきファンクの名盤です。

Fishmansの茂木さんのお気に入りの一枚だっていうから、全然知らなかったのですが買ってみました。てかミーターズってすごい有名なんですね。＞＜ で、聴いてみたらもう良くて。。どっぷりニューオーリンズにつかっていきました。これからここら辺周辺の音楽を聴いていきたいなぁって思います。 もうファンクでグルーヴィでさすが歴史に名を残すだけのバンドだなって感じました。

ここにきて、にわかにMeters再評価のmovementが起きているのか、国内盤発売予定らしいが、詳細不明(何か輸入盤と差異があるのかどうか）。instrumentalなんだし、歌詞カードなんて関係ないしな。高い金出して国内盤買う意味あるのかな？　にしても、このMetersの1stはやはり最高と言わざるを得ないだろう。4人編成のfunk bandとしては、やはり最高のperformance。今のUKのfunk movementからしても、Metersはfunkを語る上では避けて通れない存在であることは間違いない。Cissy strutで踊ろうぜ！！

Metersビギナーはまずはこのｱﾝｿﾛｼﾞｰから入るってのは、とっても良い入り方だとは思うが、この際だから今安く出てるオリジナル盤を一気に買い漁るのも良いんじゃない？ つうか、ここに曲目とサンプル出てるけど、重複たくさんで、実際はそんな曲数ねえだろ！！ いずれにしても入門用としては最高の二枚組みでしょう。これを通過点にDr. Johnや、The Bandや、はたまたSlyやJBや、今のUK deep funkに行っちゃうってのもいいし、逆もまた良し。楽しいな、Funk道。

ジャケットがなんとも味気なく、なんのデザイン性も感じないのが「むむう〜、残念」なんですが、内容はもう最高〜！！の雄叫びもの。Paul McCartneyは自分の船上パーティーにMeters呼んじゃって、こんなperformanceを繰り広げさせるんだから、世界一の幸せもんだわ。しかし、この時の船上パーティー招待客って、いったいどんな客層だったんだろう。果たしてこのゴリゴリFunk soundが受け入れられたのかしら？？

恐るべきファンクバンド･ミーターズ。このアルバムでは彼らの魅力が存分に発揮されています。ミーターズのアルバムの中でも本作品がリズムのハネかげんが一番凄いです。今聴いても古さは全く感じられません。

先のレビューに書かれている通り、ミーターズの入門盤として最適。もう少し詳しく種明かし的に書くと、前半7曲は多少掛声的にヴォーカルが入るものの、事実上のインスト曲。自分はネヴィル・ブラザーズから入ったので、当初、面食らった記憶がある。9曲目以降は歌ものになるので初心者には格段に聴きやすくなる。尚、10曲目と14曲目はネヴィル・ブラザーズが再録しているが、ミーターズ・ヴァージョンの方が圧倒的に格好良いと思う。音はリマスターされており、十分に楽しんで聴ける。

ミーターズを例えるなら「渋い」だとおもう。

貴重音源はありませんが、初めて聴くには良い選曲だと思います。音質もよく、お手軽にミーターズを楽しめます。これを気に入るときっとオリジナルが聴きたくなるんじゃないでしょうか。私自身がまさにそうでした。

bonus trackのcome togetherがなかなかいい感じです。 もちろん本編もいいです。