Books

友情と人生について 豊島昭彦君と私の45年

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065151112
ISBN 10 : 4065151112
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

「豊島、一緒に本を作ろう。君の体験という財産を、後の人たちのために遺すんだ」会社の破綻、理不尽な上司、リストラや出世、転職、家族、友人、病…。人生とは何か。余命を意識したとき、人は何を思うのか―前代未聞の緊急出版プロジェクトが始まった。

目次 : 1 友情(豊島昭彦君/ 突然の告知)/ 2 礎の時代(少年時代/ 浦高生/ 大学生)/ 3 疾風怒涛(日本債券信用銀行/ 経営破綻/ 再出発/ 堪忍袋)/ 4 灯火(転職はしたけれど/ 挫けない人)

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で鮮烈デビューを飾り、翌2006年の『自壊する帝国』(いずれも新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織

    青春記”15の夏”にも出てきた親友の豊島君と40年ぶりに再会する。彼は末期の膵臓癌だった。 生きた証を残すために、本づくりに協力し、彼の人生も記録する

  • trazom

    佐藤さんと浦和高校の同級生だった豊島昭彦さんを綴った一冊。40年ぶりに再会した直後に、豊島さんから膵臓ガン宣告のメイルを受け「じゃ一緒に本を作ろう。豊島君の人生を振り返る本だ」としてできた本である。銀行での豊島さんの苦しみが、外務省での佐藤さんの苦悩と同化して語られる。正に「親友とは付き合った時間よりも相互理解の深さで測られるものだ」。本の扉の裏に小さな文字:「私は、私と私の環境である」。オルテガは、確かこの文章に続けて「もしこの環境を救わないなら、私をも救えない」と記していた筈。「友情」の美しさを思う。

  • なるみ(旧Narumi)

    高校時代の同級生に40年ぶりに再会、その5か月後、その同級生から膵臓がんだと知らされ、自分の人生を整理したいと相談されるーそんな始まりでした。同級生、豊島さんの生い立ちについて、折々で著者佐藤さんの人生を交錯させて一冊の本にまとめた、そんな一作でした。

  • gtn

    「親友とは付き合った時間よりも相互理解の深さで測られるものだ」との著者の言葉を実感する。先日も、小学校の校長になった高校時代の友達と久しぶりに飲んだが、そいつのことを全て知っているという自負は揺るがない。双方、自分の子がいる前で悪態をつき合ってしまった。それも許してくれるだろうという甘えが友情である。

  • はる

    一緒にいる日数ででなく相手をどれだけ理解しようとしているか。豊島くんの穏やかな人柄、佐藤優が深く理解し、温かい文章で綴られている。仕事で理不尽なことがある時、2人の対処法は違うけれど興味深かった。生き方が描かれていた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items