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作家と楽しむ古典 好色一代男 曾根崎心中 菅原伝授手習鑑 仮名手本忠臣蔵 春色梅児誉美

Masahiko Shimada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309729138
ISBN 10 : 4309729134
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西鶴、近松、千柳、春水…魅惑の物語を味わい尽くす。粋に、そして艶やかに、江戸のベストヒット作が蘇る。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる、最強の古典入門。

目次 : 好色一代男―不謹慎かつ、粋に(島田雅彦)/ 曾根崎心中―MC門左衛門と変拍子の謎(いとうせいこう)/ 菅原伝授手習鑑―市井の人々の喜びと苦しみ(三浦しをん)/ 仮名手本忠臣蔵―逆転の発想で読み解くヒューマンドラマ(松井今朝子)/ 春色梅児誉美―江戸のポップな恋愛模様(島本理生)

【著者紹介】
島田雅彦 : 1961年東京都生まれ。作家。83年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞を受賞

いとうせいこう : 1961年東京都生まれ。作家・クリエイター。88年『ノーライフキング』でデビュー。99年『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞。2013年『想像ラジオ』で野間文芸新人賞を受賞

三浦しをん : 1976年東京都生まれ。作家。2000年『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、一二年『舟を編む』で本屋大賞、15年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞を受賞

松井今朝子 : 1953年京都府生まれ。作家。松竹株式会社で歌舞伎の企画・制作に携わる。97年『東洲しゃらくさし』でデビュー。同年『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で直木賞を受賞

島本理生 : 1983年東京都生まれ。作家。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。03年『リトル・バイ・リイル』で野間文芸新人賞、15年『Red』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    古典を現代語に訳した全集の中から、選りすぐりの作品を作者自ら解説した好シリーズ3作目。いとうせいこう の「曾根崎心中」が最高! 近松門左衛門が、1か月前に起きた心中事件を2週間で書き上げた名作。しかし、江戸時代に上演されたのはたった数回。幕府によって上演が禁止されていたのだった。それが昭和になって再評価、特に戦後の改作で歌舞伎や浄瑠璃の超人気作品となった。いとうは、この改作に疑問を呈す。近松の原作は、元祖ラップでありカウンターカルチャーのお手本だ、とも。頭韻・脚韻ふんだんな本物の浄瑠璃を聞きたくなった。

  • 佐島楓

    講演録。読む順番として、こちらを先に読むのはおすすめできない。欲求不満になるから。

  • kanata

    『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』は分厚くてたじろいでしまったので、こちらを。「好色一代男」「曽根崎心中」「菅原伝授手習鑑」「仮名手本忠臣蔵」「春色児誉美」を各作家が読み訳した一部+読者による質疑応答。文楽や歌舞伎で観たことがない演目も、どこに惹きつけられるか各人の語りが楽しい。三浦しをん目的だったが、しをんさんの手書きの人物関係図が、とにかくすごかった!悪人善人の仕分けはナイスな視点である。松井今朝子の【浄瑠璃にかぎらず舞台芸術は死者の鎮魂を目的とした側面もあった(P148)】は頭にスッと入ってきた。

  • ドナルド@灯れ松明の火

    古典の現代語訳をどう訳したかを5人の作家が語る。現代語訳の古典は掲載されていないので、訳する上で苦労・工夫した点が興味深かった。

  • ロア

    古典の各作品がこの本一冊で読めるわけでは無いのね…勘違い(ノ∀`;)現代語訳を担当した皆さんが、分かりやすく作品解説をしてくださいます。島田さん、いとうさん、島本さんが良かったな。

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