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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 角川つばさ文庫

Manabu Makime

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046313003
ISBN 10 : 4046313005
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
たまこ ,  

Content Description

私はマドレーヌ。犬語が話せるめずらしい猫で、柴犬の玄三郎さんとは夫婦なの。この家の娘かのこちゃんは、いつもおかしなことに熱中している、ふうがわりな女の子。でも私はけっこう気に入ってるの…かわり者同士だからかしら?ある日、私が目をさますと何かヘン。なんと人間の姿になっていたのよ!どうしよう…あっそうよ、今のうちにしたいことがあるわ!クスッと笑ってウルッと泣けるハッピー物語。小学上級から。

【著者紹介】
万城目学 : 1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー

たまこ : イラストレーター。大阪府在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mariya926

    『鹿男あをによし』の鹿男の娘であるかのこちゃん。かなこちゃんもなかなか個性的なキャラクター。猫であるマドレーヌ夫人が指しゃぶりをしていた指を噛んだ時から「知恵が拓かれます」。本当は小説で読みたかった本作ですが、児童書しかなく…でも内容は小説と同じであることを読友さんが教えて下さり読みました。絵が可愛すぎますが、私の中でマドレーヌ夫人はもっと知的な猫のイメージです。ファンタジーですが、猫の恩返しもあったり、心がほっこりするストーリーです。結局マドレーヌ夫人はどうなったのかな?

  • 秋製 

    ゲリラ豪雨の中、かのこちゃんの家にやってきた一匹の野良猫。マドレーヌ夫人と玄三郎夫婦、かのこちゃんの、一年ちょっとの間の日常の話。よくある動物ものとはまた違い、ちょっと不思議でホンワカとしつつも、別れの悲しみはそれだけではないと優しく教えてくれるような読了感のある話でした。

  • Nobuko

    図書館で予約していたので、受け取ってビックリ。これは子供向けに出版されたものでした。中身は万城目ワールドそのままでしたが、挿絵や不必要なルビがやはり、「雰囲気」を損なっているのは否めない。奇想天外なストーリー展開と、ちょっとホロリとさせるシーンはさすが、万城目作品。子供にこの作品の本当の面白さはわかるのかしらん。

  • 64

    児童書。ほんわかした気持ちと、あったかい気持ちになった

  • ゆうしゅまむ

    公立図書館)小1少女「かのこ」ちゃんと飼い猫「マドレーヌ」の話。物語はかのこちゃん視点とマドレーヌ視点で場面が変わる。1年生の少女の場面では大笑い。確かにこんなこと好きだし、こういう考え方なのかも子供って。現実にありそうで、それでも不思議な世界だった。あと結構難しめの言葉や言い回しが多くて大人向けの本なのかしら?と思った。

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