クラクソンズのメジャーデビュー前の最後のインディーズ作品。パンキッシュなビート、変態的バンドサウンド。これぞニューレイブの夜明けを感じさせシーンを大きく揺るがせた１枚

相変わらず荒いし、拙いんだけどクセになるビート、ザックザクのギター、ファルセットヴォイス＆コーラス。とにかく脳の中が踊り狂うような感覚

マジックが特に好きですね。無理矢理引きずり回されてる感じが。奇抜なイメージが強いけど割りとストレートな曲もあります。

どこからか流れてきたGOLDEN SKANS…ハマった！なにがロックマニアだ（笑）

センセーショナルを巻き起こした、デビュー作から早数年。彼らが大人になったのか、丸くなったのかは分からないが、今作には勢いや爆発力は鳴りを潜めている。しかしそのかわり地に足が着いた、確かなギターと確かなシンセは間違いなく、クラクソンズが進化した証！

現時点では甲乙点け難いところもあるが、好意的に受け止めたい。前作と比較して魔力はかなり減ったが、より奥行きは感じられるようになった。パンク、NWリバイバルに逆戻りしたような向きにも感じられるので少々心配だが、彼らなりの新境地を切り開き続けているのは間違いないだろう。とにかく聴く必要があるアルバムだ。

わっけわかんない展開と斬新で刺激的な音使い。何とも奇妙な蛍光色ｺﾞｯﾀ煮ｻｳﾝﾄﾞに踊らされて昇天。

さまざまな問題があり作り直しなどの課程を経て作られた今作なのですが…。なんとなく無難な感じがしました。作り直しの前がかなり偏ったものだったらしいので。 それでもKlaxonsファンには受け入れられるアルバムだと思いました。Twin Flamesがお気に入り！

最近の若手バンドは新作リリースまでの間隔が短い！表現したいエネルギーに満ち溢れているのでしょう。まるで70年代みたいで嬉しいことです。

音楽的にどうであろうと、ここまで勢いのある作品は評価されるべきだと思う。 理屈で批評する人は、「音楽」の二字熟語の意味すら忘れてしまったようだ。