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見張り塔からずっと

Kiyoshi Shigematsu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101349121
ISBN 10 : 4101349126
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1999
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あつひめ

    家族。家族ってすごく簡単にひしゃげる関係なのかなと思った。ガッチリと組み合った関係ではなくそっと寄り添うことで、心の隙間が簡単にできちゃうんだな…と思ってしまった。世の中にはたくさんの家族がいるのだから、そんなことはないというかもしれないが、大切な人を失うことは、きっと自分の心も失うのかもなぁ…とまだ体験したことのない未知の世界を想像してみた。死という、またね〜と言えない別れ。時が治してくれることはないかもな。もしも自分が…と登場人物に自分を当てはめてしまったから、心の重たい読後となってしまった。

  • はらぺこ

    嫌な気分のまま読み終えた。あとがきを読むと『見張り塔からずっと』の意味が分かった気がするので救いの無い話にも納得・・・かな。 結婚とか家やマンションの購入を考えてる人は読まん方がええと思う。人生はバラ色ばかりやなくて、こんな事が起こる可能性もありますよーって事で予習を兼ねて読んでみたらええかも。自分は結婚相手もおらんのにマリッジブルー状態になってしまったけど・・・。

  • ちゃんみー

    小説家として駆け出しの頃の重松さん作品でした。家族がテーマなのは昔からなんですね。人の暗の部分にスポットを当てた3編でした。氏の作品は悲しくなり家族のいる幸せを感じたり、何につけやる気にさせてくれるお話が多い中、これは気持ちが落ち込むだけでした。これも真実の人の気持ちを綴ってますから、ハッピーだけの結末じゃないってのはかえって真実味がある感じではありました。

  • まさきち

    共感できる物悲しさに満ちていて引き込まれるけどそれ以上に登場する人物たちへの嫌悪感を感じてしまい今ひとついい読後感を得られなかった作品。

  • はる

    家族の形っていろいろあるよねえ。それにしても今回の読後のこの重さ。悲しいなあ。

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