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宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り

Kiyoshi Shigematsu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106022210
ISBN 10 : 4106022214
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作品を貫く世界観や言葉づかいの秘密を、自然観察者・賢治の視点から鮮やかに読み解く。37年の短い生涯の舞台・岩手を撮り続ける写真家の名ショットを満載。重松清による鎮魂のサハリン紀行エッセイも収録。

【著者紹介】
重松清 : 昭和38(1963)年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。平成3(91)年『ビフォア・ラン』でデビュー。平成11(99)年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、平成13(2001)年『ビタミンF』で直木賞、平成22(10)年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞する

沢口たまみ : 昭和35(1960)年、岩手県盛岡市生まれ。盛岡第一高等学校(旧・盛岡中学校)、岩手大学農学部(旧・盛岡高等農林学校)卒。平成2(90)年『虫のつぶやき聞こえたよ』で第38回日本エッセイストスクラブ賞受賞。以後、自然や昆虫をテーマにエッセイ、絵本のテキストを書く

小松健一 : 昭和28(1953)年、岡山県生まれ。日本人の近現代文学、作家の原風景ほか、暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追う。平成11(99)年『雲上の神々』で第2回藤本四八写真文化賞、平成17(2005)年『ヒマラヤ古寺巡礼』で日本写真協会賞年度賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    宮澤賢治という存在。その作品や、業績、生き方など、たくさん語られてきた。今回、改めてこの本を手に取って思ったこと。賢治が、どのような眼で、世界を観ていたのかということ。一人の人としての賢治が、薄っすらとではあるが、脳裏に浮かんでくる。今の人たちが、忘れているものがあるように感じた。最近の自分の中のキーワードで考えると、生命誌・利他・黙りあう精神。

  • にいたけ

    妹トシの死後訪れたサハリンを重松清さんが巡るサハリン紀行。賢治の親友、保坂嘉内について。賢治が慕ったとされる大畠ヤスさんのこと。賢治が愛した東北の自然などなど。☺️☺️写真が素晴らしく写真だけ見ていても飽きない。賢治を美しいままにとどめたいという編集者の思いが伝わってくる。

  • よこたん

    “賢治の世界に向き合うと、無限に広がるはずの神羅万象を両手ですくったような気持ちになるのはなぜだろう。” 賢治の作品は、ずっと遠巻きにしてながめるだけで、手に取ってこなかった。何とも近寄りがたかった。読友さんのおススメ本と、門井さんの『銀河鉄道の父』のおかげで、少し距離が縮まったように感じたが、やっぱり遥かに遠い。私には依然として、けったいな人だ。それを再確認できてよかった。数冊しか読んでいないが、後でスウスウとして、さびしくなるのがいけない。このさびしさが何処からくるのか知りたいので、何か読んでみよう。

  • あきあかね

     「あのイーハトーヴォのすきとほった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波」(『ポラーノの広場』) 「とんぼの本」シリーズは引用された文章とそれにぴったりとマッチした美しい写真が魅力的だ。本書でも、四季折々に様々な表情を見せる豊かな岩手の自然の写真と、その自然と溶け合い交歓する宮沢賢治の文章が互いに引き立てあっている。賢治の言葉のマジックにかかると、当時の冷害に苦しむ東北の村もイーハトーヴという理想郷へと姿を変える。⇒

  • り こ む ん

    宮沢賢治の生涯と作品を交えながらのその時の状況、心情、写真を交えながら解説している本。だいたいの事は知っていたけど、恋人の存在は始めてだった。

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