ジョン・スコフィールド とパット・メセニー、メジャーなジャズギタリスト二人の演奏だから期待通りのアルバム。 スコフィールドが6曲メセニーが5曲書いていて、ステレオの左チャンネルでスコフィールド、右チャンネルでメセニーの演奏が聴ける。 個人的な色分けだけど、同じジャズギタリストでも、ブルーステイストのスコフィールドとフォークテイストのメセニー、そこが面白いのだろう。 スコフィールドが所属していたブルーノートから1994年に発売され、アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得、だそうです。

二大ギタリストの共演作。内容は二人の持ち味が良く出ています。曲は比較的軽めの感じがします。隠れた名盤です。

個人的にバップっぽいのが好きなので、全曲最高とは行きませんがやっぱり凄いです。アウトフレーズはジャズを齧った事のある人は興味が有りますが、その他の方には変なフレーズとしか捕らえられない様に思います（最悪の場合下手糞と思われかねません）。しかしそれを知っているか否かで、プレイの幅が断然違ってきます。このcdをコピーするとそれらコンテンポラリージャズギターが一通りマスター出来るでしょう（私はあまり興味無し）。余談ですが単音バップフレーズはよっぽどベタなのを弾かないとそれっぽく聴こえないもんですね。