40 Anos Depois

ジョアン･ボスコ2012年ライブ新作！！
パーカッシヴなギターと楽器のように操る独特のヴォイスで魅了し続ける
MPB屈指のカリスマが、デビュー40年を記念して敢行したキャリア集大成のライブを収録。
シコ･ブアルキ、ジョアン・ドナート、ホベルタ･サー、トニーニョ･オルタほかゲストも充実！！

ジョアン･ボスコ：70年代にソング･ライターとしてエリス･レジーナに見出されて以降、イヴァン･リンス、ゴンザギーニャらとMPBの第二世代の中心的アーティストとして活躍。80年代になると､パーカッシヴなギター一本と、それに呼応するかのごとく楽器のように操られたヴォイスのみでステージに立つという､唯一無二のパフォーマーとしての新境地を露わにし、ソロ・ミュージシャンとして独自の世界観を確立。常にその動向がシーンから注目されるカリスマ､ジョアン･ボスコもついにデビュー40年を迎えている。TV局グルーボの主宰で､ボスコの40年を記念してリオ･デ･ジャネイロのムニシパル･シアターで敢行されたキャリア集大成となるライブが行われ､その模様をパッケージにしたのが、ファン待望の本タイトルだ。

印象深いボスコ･ならではの名曲「Agnus Sei」を皮切りに、代表曲として知られる「O Mestre Sala dos Mares」そして70年代のアルバム･タイトルにもなった傑作「Caça à Raposa」といったオリジナル楽曲はもちろん、「Pra que Mentir」（ノエル･ホーザ)、「Ligia」（DVDのみ。アントニオ･カルロス･ジョビン)、「Tudo se trasformou」（パウリーニョ･ダ・ヴィオラ）といった自身の創作にも大きな影響を与えたサンバ／ボサノヴァ名曲をジョアン・ボスコ風で綴り、加えてキューバの古典「Drume Negrita」といったブラジル以外のカルチャーへの造詣も粋に聞かせるなど､音楽と真摯に向き合ってきた彼のすべてが表出した素晴らしいステージが堪能できる｡お家芸のリズミカルなギター･カッティングはもちろん、時にロマンティックな語り部としての姿も垣間見せ､殊にライブ･サウンドがファンから大きな支持を受けるジョアン･ボスコのさらなる深化が存分に受け止めることが出来る。

さらに特筆は､ゲスト･ミュージシャンの凄いメンバー。シコ･ブアルキ、ジョアン・ドナート、ホベルタ・サー、トニーニョ・オルタ、トリオ・マデイラ・ブラジル、そしてクリストヴァォン・バストス･･･70年代から親交深い大物から、ジョアン･ボスコを聞いてミュージシャンを志すことになった近年のスターに至るまで、 そうそうたる顔ぶれが彩りを加えている。
すべてのブラジル音楽ファンに捧ぐ､必見／必聴のライブ。
(メーカー資料より)