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Triptych, The Holy City, Meditation On Orpheus: A.b.lipkin / Rpo A.antonini / Bamberg So +henry Cowell

Hovhaness(1911-2000)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CTD88122
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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このCDはアラン・ホヴァネスとヘンリー・カ...

投稿日:2024/09/09 (月)

このCDはアラン・ホヴァネスとヘンリー・カウエル、20世紀に活躍したアメリカの作曲家の作品を集めたもの。 収録音源は全て米CRIが原盤とのこと。 最初の3曲はホヴァネスの作品。 一番初めに登場する『聖なる都市』は、アーサー・ベネット・リプキン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたもの。 この作品の数少ない録音の一つであるが、演奏の出来は中々上手く、作品を知るには1番良い演奏だろう。 次に登場するのは『トリプティーク』で、アルフレード・アントニーニ指揮、バンベルク交響楽団&ベイラウンド・シンガーズ、ベニータ・ヴァレンテの歌唱で収録されたもの。 これはオーケストラと声楽のための作品でやはり録音は珍しいようだ。 指揮のアントニーニはアメリカの指揮者で、録音は本音源の様に伴奏が多い。 この演奏は確かな伴奏と、ヴァレンテの歌唱が素晴らしい。 次に登場するのは『オルフェウスによる瞑想』で、ウィリアム・ストリックランド指揮、日本フィル・ハーモニー交響楽団。 ストリックランドは日本に客演し、アメリカの当時の現代の作曲家の作品の紹介をした事で知られるが、同時に録音も残している。 これもその一つで、オケは荒さもあるが、何より共感と情熱がよく伝わる手作り感溢れる演奏。 次からはカウエルの作品で『ミュージック1957』は日本に滞在中に書かれた作品との事で、アジアの音楽に影響された作品。 演奏は渡邉暁雄指揮、日本フィル・ハーモニー交響楽団。 こちらは普段から客演していたからか、よりオケの響きは充実しており1960年代の日本のオケとは思えない立派な演奏を繰り広げています。 他に録音はないと思われますので、ベストと言える演奏でしょう。 『シンクロニー』はウィリアム・ストリックランド指揮、ポーランド国立放送管弦楽団による演奏。 トランペットの独奏から始まるこの作品は聴きやすい方だが、作品としてはイマイチ。 ただ、当時東側、ポーランド国立放送管弦楽団の技量は高く、時にジャズを思わせる部分も難なく吹きこなしており、演奏は面白い。 ストリックランドの指揮が良いのかもしれないが。 録音は1960年代から1970年代で、やはりあまりよくはない。 しかし、収録内容や演奏は悪いものではないので、アメリカ管弦楽作品に興味があれば買ってみて良いかもしれない。

レインボー さん | 不明 | 不明

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