Mountain Fantasies For Piano: Haskell Small

総作品数500曲を越える多作家ホヴァネスの山に因んだ珍しいピアノ作品集！

アラン・ホヴァネスはアルメニア系の父親とスコットランド系の母親のもと米マサチューセッツに生まれ、その後、自身の精神的ルーツをアルメニアに求め、アルメニア民謡やアジア音楽の要素を取り入れた夥しい作品を発表しました。速筆で多作家だったホヴァネス、後に日本女性と結婚し、西海岸に居を構えた（シアトル）ことから彼の作風はより東洋的なものに傾斜します。今日、冷静に彼の音楽を聴いてみると、同世代のルー・ハリソンや少し前のアルメニア出身の神秘家・超能力者グルジェフの書いた音楽を思わせ甚だ興味深いところです。この機会にエスニック・モダン・ミュージックの先駆者ホヴァネスの音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。（輸入元情報）

【収録情報】
ホヴァネス：
● ブルー・ジョブ・マウンテン・ソナタ（1979）
● プロスペクト・ヒル・ソナタ（1980）
● カターディン山ソナタ（1987）
● パストラル第1番（1952）
● チョコルア山への賛歌（1982）
● 12のアルメニア民謡（1943）
● 山への別れ（1946）

　ハスケル・スモール（ピアノ）

　録音時期：2013年7月14,16日、2014年7月7日
　録音場所：アメリカ、メリーランド州ベセスダ、ウェストモアランド・キリスト連合教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）