Product Details
ISBN 10 : 4101385513
Content Description
初夏のモスクワで、四年に一度開かれる世界屈指の音楽コンクール。決死の覚悟で臨む参加者を、審査員としてつぶさに観察した著者による、知られざる舞台裏。一流の演奏家の前提条件とされる「音楽的」要素とは何を指すのか。世界最大の音楽市場となった日本が抱える課題とは。日本を代表するピアニストによる、クラシック音楽界への鋭い洞察。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
目次 : スーパースターの誕生/ 神童からコンクールの時代へ/ コンクールが始まる/ 採点メモから/ 長期戦における兵站の話/ ランダルたちの運命/ 女性ピアニストたち/ 「ハイ・フィンガー」と日本のピアニズム/ なぜバッハをショパンのように弾いてはいけないのか/ コンクール優勝者が多すぎる/ コンクール時代のクラシック音楽
【著者紹介】
中村紘子(1944-2016) : 三歳で、桐朋学園音楽科の前身となった『子供のための音楽教室』第一回生として井口愛子氏に師事。慶應義塾中等部三年在学中、日本音楽コンクールにおいて史上最年少で第一位特賞を受賞。翌年NHK交響楽団初の世界一周公演のソリストに抜擢され、天才少女としてデビュー。その後、ジュリアード音楽院で日本人初の全額奨学金を獲得、ロジーナ・レヴィン女史に師事。第7回ショパン・コンクールで日本人初の入賞と併せて最年少者賞を受賞。チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールの審査員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2018/01/18 (木)
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ごへいもち
読了日:2018/06/26
巨峰
読了日:2012/03/10
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読了日:2013/07/15
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読了日:2017/12/30
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