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セロニアス・モンクのいた風景

Haruki Murakami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105063122
ISBN 10 : 410506312X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これがジャズなんだ! 村上春樹が惚れ込んだピアニストについての評伝・評論・エッセイを精選。ジャズへの思い溢れるアンソロジー。


頑固で優しく、偏屈だけど正しい――モンクの音楽は、いつも大きな謎だった。演奏も振る舞いも「独特」そのもの。しかし、じっくり耳を傾ければその音楽は聴く者の心を強く励まし、深く静かに説得してくれる――高名な批評家、若き日を知るミュージシャン、仕事を共にしたプロデューサーなどが綴った文章に加え、村上春樹自身のエッセイと「私的レコード案内」でその魅力の真髄に迫るアンソロジー。


村上春樹 ムラカミ・ハルキ
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)がある。『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。海外での文学賞受賞も多く、2006年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞を受賞。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ハイク

    異色のジャズピアニストのセロニアス・モンクについて12編のエッセイを村上春樹の翻訳で紹介した本である。私はかつてモンクの生演奏を聴く機会を得た。500人位の収容で観客は百人以下であった。彼はむしろ燃えるように演奏した。ピアノを打楽器のように鍵盤を激しくたたくようなスタイルでジャズを奏でていたのを鮮明に覚えている。村上春樹は「モンクの音楽は頑固で優しく、知的に偏屈で、細かい理屈はうまく辿れないものの、そこから出てくるものは、何であれみんなすごく正しかった」と書いている。彼の曲では「ブルー・モンク」が好きだ。

  • こきよ

    酒の入口ならば白ワインを勧めるだろう。間違ってもアイラのシングルモルトなどは勧めない。ジャズならば…やはりビル・エヴァンスであろうか。モダンジャズジャイアンツの一人でありながら、最大の謎でもあるモンクの歪んだ音は、何処かスコッチのピート香に似る。最大の特徴が最大の障壁たる矛盾。酒であれジャズであれ、矛盾を愉しめる様になるには相応の時間と授業料が掛かるということであろう。

  • 抹茶モナカ

    セロニアス・モンクについての文章のアンソロジー。若い頃は、ジャズにも詳しい大人を目指した僕も、何枚かCDを持っていた。今回、この本を読むにあたり、CDを少し買って、iPodで散歩の時に聴いた。今は驚くくらい安価にジャズの音源が集められるので、若い人にもジャズに触れて貰いたい、と思う。僕も安価で集めた音源で、ジャズに再入門してみたい。

  • starbro

    年代が違い過ぎてさすがに同時代性は感じられませんが、セロニアス・モンクに関する名文を読むにつれ、天才ジャズピアニストの音に久々触れたいなとと思いました。今週末はCOOLな音楽を楽しもうーっと!

  • OCEAN8380

    村上春樹さんはジャズが好きなんだなぁ、表紙は安西水丸さんに描けなくて残念。

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