グレッグ・レイクの1stソロ・アルバムと2ndソロ・アルバムのセット。全体として、クリムゾンの1stは言うまでもなく、ＥＬＰよりもポップで聴きやすい。1stにボートラとして収録されている3曲は、Totoの面子との録音でポップさが際立っている。日本ではグレッグ・レイク＆ゲイリー・ムーアと紹介されていたが、グレッグのソロにゲイリーが参加している形であり、１stの方はそれが顕著で、共作曲はない。随所でギターソロが聴けるものの、ゲイリーらしさはNuclear Attack位しか感じられない（この曲に関しては、ゲイリーの『ダーティーフィンガーズ』収録のヴァージョンよりも出来が良い気がする）。 2ndソロの方が、Nuclear Attackのような「キラーチューン」こそないもの、短期とはいえ英・米でツアーをやった成果が出ているようで、出来が良い。特に前半の3曲と5曲目はギターがうまく絡んでいるがする。4曲はクレジットによるとゲイリーの曲のようなのだが、ポップな曲。 バリバリのプログレやハードロックを期待すると肩透かし食らいかねないが、名盤とは言えないまでも、良作とは言える。また、ブクレット中でのグッレッグによるゲイリーについての発言も興味深い。リマスターされていて音質は良好。一聴に値する。

グレッグの魅力がしっかり伝わってくるライヴ。選曲もクリムゾン、ＥＬＰ、ソロからと、幅広い。

もっとロックしてほしいという感じもするが、グレッグのヴォーカルは十分堪能できるクオリティではある。

グレッグのバンドでゲイリーがギターを弾くなんて、贅沢な組み合わせである。これでキーボードがキースなら、もっと凄かったのだが。

ハードロック�@のあとは、結構ＡＯＲっぽくなったりする。バラードの�Hに感動。

EL＆Pの活動を休止し、1981年にリリースされたグレッグ・レイクの初ソロアルバムの紙ジャケット、SHM-CD化。 原タイトルは「GREG LAKE」なのに、日本でのタイトルは、当時人気があった（今も）ゲイリー・ムーアの名前が入り「グレッグ・レイク＆ゲイリー・ムーア」。 ゲイリー・ムーア以外にもTOTOのスティーヴ・ルカサー、テッド・マッケンナ、ジェフ・ボーカロ、マイケル・ジャイルズ等凄いメンバーが参加しています。 SHM-CD化されて、音抜けがよくなっています。 今聴いてもゲイリー・ムーアのギターとグレッグ・レイクのヴォーカルの気合が伝わる「Nuclear Attack」。 初ソロアルバムに対するグレッグ・レイクの熱い想い、そして、彼の数ある名バラードの中でも、トップクラスの「It Hurts」「Let Me Love You One Before You Go」を聴くためだけでも、購入する価値があると思います。

以前に「キング・ビスケット・ライブ」の名で発売されていたものと同内容。メンバー全員テクニシャン揃いで選曲も素晴らしい。ゲイリームーアの弾く「21st century･･･」は鳥肌モンです。

各曲の良さは言うまでもなく。キャリアを総括するにはまずまずの内容です。KC・ELPは持っててもソロは手に入りにくいんで・・・という方には最適かも。

「From The Beginning」や「Lcky Man」は、どちらかといえばEL＆P時代のソロの方がいい。本来ならボーカルもギターもすばらしいのだが、今回はサイドギターをやってるので残念（たしかにリードギターはバカウマなんだけど）。

マヌーヴァースあたりからの選曲がほしかった。にせエイジアのペインが歌うグレッグとダウンズの作った曲はボーカルは本家グレッグがよいがアレンジはエイジアの方がよかった。