懐かしい。青春時代を思い出す。アナログ以上の高音質にさらに感動した。買うなら絶対日本盤をおすすめします。

絶頂期のライブ映像最高です。ファンのかたにはお勧めです！

「Saved by Zero」のPVが頻繁にオンエアされていた当時、NAKED EYESの「Voices in My Head」と混同していた。 さらに別のシングルが全く趣が異なるという共通点もある余計混乱のタネとなった。 結局、the FIXXのアルバムは聴かずじまい、そのうち次作で「アーウイ・アーウイ」なんてとんでもない邦題のシングルがヒットし（原題は「Are We Ourselves?」）、余計遠ざけることになった。WEAのコンピで音源だけは持ってたけど。 でも、ルパート・ハインなんだよね、プロデューサー。 ずっと気にはなってたけれど、ようやく聴けた。 これは10年前にリマスター、ボーナストラック追加で再発された内容で今回紙ジャケットでリリースされた日本盤。 ジャケットのアートワークが表しているように、案の定ルパート・ハインの醸し出す独特な閉塞感に包まれている。 ところで、このアルバム、そう言えば1stではなく2ndなんだ。 UK勢が全米チャートを席捲していたあの頃、ちょっと異色なバンドだったのは、やはりルパート・ハインのサウンドによるものだったのだと、つくづく思う。 にしても、帯の「何もかもが妖しい！」というのは如何なものか。

タイトルが示す正にAnthologyな内容。バンドの音楽性も徐々に変化していくところも迫力ある素晴らしいリマスターで楽しめた。契約上クリア出来なかったと想像できる’83〜’86年 MCA時代のナンバーのみライブ音源なのが残念だが、全体的に選曲のバランスが良いベスト盤。まだまだこれからもTHE FIXXに期待したい。

　ミドルテンポの曲が中心でバンドとしてのグルーブ感がよく現れた作品だと思います。ミドル中心の進行だとダルイ展開になりがちですが、サイのＶＯと巧みな編曲によって緊張感が保たれているのには思わずニヤリとしました。私はWALKABOUTの頃のオーバープロデュースな作風より好きですね。基本的にはCalm Animals〜ink.〜の延長線上にあるのですが、前述の２作に若干感じたアメリカンな香りが抜け切っているのが特徴かな、と個人的には思っております。後半に進むにつれて盛り上がっていくのですが、曲によっては新境地を匂わせるフレーズもあり、決して立ち止まっている訳ではないのが分かりファンとしては嬉しい限りでした。

　正直ＴＨＥ　ＦＩＸＸが好きだからという理由だけで買いました。。。内容はＲＥ−ＭＩＸやらアルバム未発表曲集といった感じで、調べたところシングルカットされた曲のＢ面曲とかみたいです。が！９曲のこのバージョン以外に１１曲入りのものもあることを知り、ちょっとショック… 　内容はＳｈｕｔｔｅｒｅｄ　Ｒｏｏｍからのセレクトが多いこともあって本来のＦＩＸＸらしさを感じました。本気で好きな方は聞いてみて損はないと思いますが、アルバムによって好き嫌いのある方は要注意です。 　ちなみに海外でもほぼレビューがなく情報が少ないので、マメにページ翻訳して情報集めてから買うことをお勧めします。

英国でしか発生し得ない独特のリズムとサウンドでありながら、自国では全く売れず、ＵＳＡではスマッシュ・ヒットを連発したとても不思議なバンドですが、メンバーの実力は確かで、ティナ・ターナーの大ヒット「BETTER BE GOOD TO ME」ではジェイミーのカッティング・ギターが冴え渡り、バック・ボーカルにはサイ・カーニンが参加、そしてＰＶにも登場し、独特の動きを見せています。さて、このアルバムは実は捨て曲なしの名盤で、中坊の当時は無い小遣いを出してレコードを購入し、それこそ飽きずに毎日聴いておりました。個人的には８０年代のベスト１０に入るアルバムです。まわりの洋楽仲間もみんな薦めると気に入りましたが、ちょっと洋楽をかじっているくらいだと全く良さが伝わりませんでした（苦笑）。今回は別バージョンも収録されてのリマスター発売とのことで、好きだった方は迷わず「買い」だと確信します。

人に勧められる作品じゃない。…でも、これを聴けば気分はまさに1983年！何て古い作りをしてるんだ。でもカッコいい！

ファントム、是非再発して下さい。

商業的にはあまり成功しなかったけど、ジェイミーウエストオーラムのカッティングには影響されました。センスの良いギタリストがサウンドのカギを握っていたバンド。