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●核兵器廃絶・平和のシンボルとして世界遺産に登録された原爆ドーム。戦後広島の廃墟に作られた平和公園の一角に立つ。名前の由来となったドーム部は鉄筋を残し、建物全体は1階部分を残して殆どが破壊されている。木製の壁や天井は焼け落ち、内部にはそれらの残骸が今も残されたままである。無残な姿をさらしたまま、1945年8月6日の惨劇を今に伝える。
●原爆ドームは、かつては広島県産業奨励館と呼ばれ、大正時代に建設された。ほぼ真上から爆風を受けたことで全壊は免れたが、不安定な状態で残った壁とむき出しのレンガは老朽化が進む。広島市は過去2度の大規模な補修保存工事を実施している。壁を何十本もの柱で支え、レンガや壁のひび割れには樹脂が注入されている。また、レンガのひとつひとつの形状に至るまでの細かなデータが集められ、万一の事態に備えている。
●石見銀山・仙ノ山。谷間に残る古代神殿のような遺構。岩盤はすべてタガネと鎚による手作業で削られた。銀鉱石を掘り出した間歩(まぶ)=鉱区や銀精錬関係の遺跡が見つかり、いまも調査が続いている。
●石見銀山最大の坑道、大久保間歩(おおくぼまぶ)。江戸幕府初代の銀山奉行大久保長安が開発したと伝えられている。一般の立ち入りは禁止だが、2007年秋に、公開予定。
★収録2話(2001年7月22日262回放送分 ナレーション:寺尾聰/2007年7月1日550回放送分 ナレーション:中村勘太郎)
Footage
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・ 世界遺産 日本編 広島平和記念碑(原爆ドーム)
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・ 世界遺産 日本編 石見銀山遺跡とその文化的景観
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