Correa de Arauxo, Francisco (1584-1654)

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Libro de Tientos : Foccroulle(Organ, Virginal)Inalto (4CD)

Correa de Arauxo, Francisco (1584-1654)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
RIC435
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


スペイン黄金時代の末にひときわ強く輝いたオルガンの大家、
その真髄を多角的に解き明かす


現代における金字塔的存在ともいうべきバッハ:オルガン作品全集で知られるとともに、ドイツ・バロックのオルガンの大家たちの傑作集を数多く「Ricercar」レーベルに録音してきたベルギーの世界的オルガニスト、ベルナール・フォクルール。今回のアルバムは、1989年にも一部作品を録音していたスペインの大家コレア・デ・アラウホと正面から向き合った充実の4枚組。しかもフォクルールの独奏のみならず、近年よく共演を重ねているインアルトを交えて多様な編成による同時代作品も多く組み込まれています。
 イタリアのフレスコバルディや英国のギボンズ、ドイツのシャイトなどとほぼ同じ時代を生きたコレア・デ・アラウホは、周辺諸国に圧され落陽を迎えつつあった黄金時代末期のスペインで活躍。1626年に出版された大著「ティエント曲集、およびオルガンのための実践的・理論的講釈」で音楽史に名を残したものの、何度か裁判沙汰を起こしながらも大都市セビーリャでオルガニストとして長く活躍した後、ハエンとセゴビアの大聖堂でもポストを得たという他はあまり詳しいことが判っていません。しかし彼のオルガン作品は精巧な対位法とダイナミックな音楽展開で注目され、古楽復興の流れでも多くの名盤が制作されてきました。
 フォクルールの今回の録音はそれら並居る名盤群に勝るとも劣らぬ仕上がりで、1989年に収録した作品も改めて再録音。スペイン各地と彼の母国ベルギーに残る銘器を縦横無尽に駆使し、古雅な響きの魅力を最大限に引き出しています。欧州最前線を行く俊才たちが手にした、バロック以前のスペインで重用された管楽器バホン(ドゥルツィアン)のコンソートや金管合奏を交えたトラックも、充実した響きで在りし日のスペインへと誘ってくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
コレア・デ・アラウホ:『ティエント曲集、およびオルガンのための実践的・理論的講釈』(1626)より

Disc1:フランドル楽派の影響、スペインの音楽環境
1. 第6旋法によるティエント第22番
2. 第4旋法によるティエント第39番、主旋律は高音域に
3. 第7旋法によるティエント第7番
4. 第9旋法によるティエント第40番、主旋律は低音域に
5. 第8旋法によるティエント第47番、主旋律は高音域に
6. トマ・クレキヨン[1505-1557]: 『あらゆる手段で』**
7. 第5旋法によるティエント第5番
8. 第4旋法によるティエント第19番*
9. フィリップ・ヴェルドロ[1485-1552]:『わたしの最後の溜息は』**
10. 第1旋法によるティエント第35番、主旋律は低音域に
11. 第10旋法によるティエント第36番、主旋律は高音域に
12. 第6旋法によるティエント第21番
13. 第4旋法によるティエント第17番
14. 第1旋法によるティエント第34番、主旋律は低音域に
15. 第2旋法によるティエント第59番、主旋律は高音域に

Disc2:ルネサンス様式からバロック様式へ
1. クレキヨン:モテトゥス『偉大にして驚くべきは』**
2. トマ・クレキヨンの歌『陽気な羊飼い』
3. 第2旋法によるティエント第53番、主旋律は高音域に
4. 第7旋法によるティエント第25番
5. 第1旋法によるティエント第62番
6. ニコラ・ゴンベール(1495-1556]:
   モテトゥス『おお、栄えある救世主の母』****
7. 第4旋法によるティエント第18番
8. 第6旋法によるティエント第44番、主旋律は高音域に
9. ゴンベール:7声の『わたしの唯一の』**
10. 第7旋法によるティエント第33番、主旋律は低音域に
11. 第6旋法によるティエント第6番
12. 第7旋法によるティエント第31番、主旋律は低音域に
13. 第7旋法によるティエント第26番、主旋律は高音域に
14. 第4旋法によるティエント第56番、主旋律は低音域に2部
15. 第6旋法によるティエント第23番、モラレスの曲『戦い』による

Disc3:アラウホの教会音楽
1. 我らが聖処女マリアの無原罪の御懐胎にまつわる聖歌***
2. 第7旋法によるティエント第54番、主旋律は高音域に2部 **
3. ジョスカン・デ・プレ[1450-1521]:讃歌『アヴェ・マリア』***
4. アルフォンソ・ロボ[1555-1617]:モテトゥス『おお、栄えある救世主の母』**
5. 第4旋法によるティエント第4番
6. ピエール・ド・ラ・リュー[1460-1518]:『聖なるかな』(『ミサ・アヴェ・マリア』より)***
7. 3つの変奏、我らが聖処女マリアの無原罪の御懐胎にまつわる聖歌による
8. 第9旋法によるティエント第9番 **
9. フランチェスコ・ロニョーニ[1570-1626]:オルランド(・ディ・ラッソ)の『シュザンヌはある日』**
10. 第10旋法によるティエント第51番
11. フランシスコ・ゲレロ[1528-1599]/フアン・デ・ウレダ[1430-1482]:歌え、舌よ(パンジェ・リングァ)(楽譜校訂:ブリシオ・ガウディ)***
12. 第2旋法によるティエント第53番、主旋律は高音域に2部 **
13. 聖なる秘蹟にまつわる説法***

Disc4
1. 第2旋法によるティエントと『論議』第2番
2. 第4旋法によるティエント第38番〜高音域で
3. 第9旋法によるティエント第37番、主旋律は低音域に
4. 第4旋法によるティエント第16番、カンツォーナ風に
5. クレメンス・ノン・パパ[1510-1555]:重唱曲 **
6. 第7旋法によるティエント第29番、主旋律は高音域に**
7. 第4旋法によるティエント第15番
8. 第1旋法によるティエント第14番**
9. 第10旋法によるティエント第42番**
10. 第12旋法によるティエント第49番、主旋律は低音域に
11. ゴンベール/アントニオ・デ・カベソン[1510-1566]編:『恋をしたいと願う者が』**
12. 第2旋法によるティエント第60番、主旋律は低音域に
13. 第1旋法によるティエント第52番

 特記の無い作品はコレア・デ・アラウホ作曲
 無印:オルガンによる演奏
 *:ヴァージナルによる演奏
 **:器楽合奏
 ***:重唱を交えての器楽合奏
 ****:ア・カペラ声楽

 ベルナール・フォクルール(オルガン、ヴァージナル)
 インアルト(古楽器&声楽アンサンブル)
  アリス・フォクルール(ソプラノ)
  ヴォイチェフ・セメラト(アルト)
  オリヴィエ・コワフェ(テノール)
  アドリアーン・デ・コステル(テノール)
  レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
  ギヨーム・オルリ(バス)
  ランベール・コルソン(木管コルネット)
  アドリアン・ルボワソン(ショーム、ボンバルド)
  アナイス・ラマージュ、メラニー・フラオー、ホセ・ゴメス(各種バホン=ルネサンス・ファゴット/アルト、テナー、バス)
 ギィ・ハンセン、スザンナ・デフェンディ(テナー・サックバット)
 バルト・フローメン(テナー・サックバット、バス・サックバット)

 録音:
 2019年10月
 スペイン、ウエルバ県カスターニョ・デル・ロブレド、使徒聖ヤコブ教会
 スペイン、セビーリャ県マルチェナ、洗礼者聖ヨハネ教会

 2020年9月
 ベルギー、シント・トライデン、ベギン修道会教会
 ベルギー、フリンベルヘン修道院

 2021年6月
 スペイン、ブルゴス県レルマ、聖ペドロ同信会教会
 スペイン、バリャドリード県トルデシリャス、聖母マリア教会

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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