CD

Kohaku -Schumann Violin Sonata No.1, Brahms Violin Sonata No.3 : Sayaka Mabuchi(Vn)Kyoko Tagawa(P)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KRS5206
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

関西を中心に活躍するヴァイオリニスト馬渕清香と
情熱的な表現で幅広い作品に挑むピアニスト多川響子の共演!


関西を中心にソロ、室内楽やオーケストラに精力的に音楽と向き合い聴衆の心をとらえるヴァイオリニスト馬渕清香と、情熱的な表現で幅広い作品に果敢に挑むピアニスト多川響子による待望のファースト・アルバム。
 実力派の2人が互いの音楽性に共感し、シューマンの第1番とブラームスの第3番というカップリングで個性を響き合わせた演奏。両作品のなかで各楽章に流れる珠玉のロマンのうつろいを楽しむことができます。
 『琥珀 Kohaku』はドイツが生んだ偉大なる作曲家の二人に敬意を表し、ドイツの国石が「琥珀」であることから名付けられました。(TOBU)

【収録情報】
● シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 op.105
● ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108


 馬渕清香(ヴァイオリン)
 多川響子(ピアノ)

 録音時期:2015年8月10-11日
 録音場所:大阪市、レ・ヌーヴォレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 録音:コウベレックス
 製作:花音楽企画
 販売元:コウベレックス

【馬渕 清香(まぶち さやか)】
大阪府出身。3歳よりヴァイオリンを始める。1987年全日本学生音楽コンクール第3位、1990年同コンクール第1位入賞。
 桐朋学園大学に入学。在学中国内外の音楽祭に参加。イタリア・シエナのキジアーナ音楽祭にてファイナルコンサート出演キジアーナ・ディプロマ賞受賞。1997年桐朋学園大学卒業。コンセールヴィヴァン・オーディション最優秀賞受賞。
 スイス・ローザンヌVn.Pf.アカデミー参加。イタリア・グッビオ国際Duoコンクール入選。東京国際芸術協会主催新人オーディション合格。同協会 レ・スプレンデル音楽コンクール室内楽部門 入賞。
 これまでに、小国英樹、原田幸一郎、工藤千博、森悠子、田辺良子 各氏に、室内楽を、岩崎淑、R.ブレンゴラ各氏に師事。現在、オーケストラ・室内楽・ソロ等フリーで活動。「四次元三重奏団」「Duo MOON STONES」メンバー。(TOBU)

【多川 響子(たがわ きょうこ)】
京都市立芸術大学音楽学部卒業および同大学大学院音楽研究科修了。ドイツ・ドレスデン音楽大学卒業。在独中にはドイツ、ポーランドで様々な演奏会に出演する。第9回宝塚ベガ音楽コンクール入選。コントラバス奏者サンデル・ スマランデスク氏と行なったデュオリサイタルに対し2002年度バロックザール賞受賞。
 2009〜11年に大阪・京都で開催した全9回シリーズ「ベートーヴェン ピアノソナタ完全全曲演奏会 〜 35のソナタ〜」は日本経済新聞をはじめ各紙に取り上げられるなど大きな話題を呼んだ。ソロリサイタルを行なう他、オーケストラとの共演、室内楽など多方面で活躍している。レクチャーコンサートや子供のためのコンサートなども定評がある。近年の主な演奏会ではソロリサイタル「バッハ&バルトークの世界」「ドイツロマンの旅」「ベートーヴェン 四大ソナタ」「オール シューマンリサイタル(2回シリーズ)」、チェリスト藤森亮一、北口大輔、金子鈴太郎 各氏との「ベートーヴェン チェロとピアノの為のソナタ全曲リサイタル」など。
 現在、京都市立京都堀川音楽高校、滋賀県立石山高校音楽科非常勤講師。(TOBU)

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ドイツ・ロマン派を代表するシューマンとブ...

投稿日:2016/03/29 (火)

ドイツ・ロマン派を代表するシューマンとブラームスのソナタの演奏であるが、このデュオの演奏はけっして力を誇示せず、終始自然体で流麗かつ軽快にイン・テンポをキープしながらメロディーを進行させてゆく。 ヴァイオリンは優しく繊細でかつ温もりのある音色を醸し出し、ピアノは力まずヴァイオリンに静かに寄り添い、美しく深みのある分散和音を奏でつづける。それでいてけっして音楽が醒めることはない。どちらも静かに胸の中の情熱を燃やしながら、上品で端麗な演奏を貫いている。 とりわけシューマンの第1楽章、ブラームスの第2楽章での、たっぷりと間合いをとってメロディーを朗々と歌う演奏に筆者は共感を覚えた。 さらに演奏全体を通じて特筆すべき点は、細部にわたるまでのヴァイオリンとピアノのハーモニーの完成度の高さである。ヴァイオリンとピアノの互いの掛け合いのリズムと間合い、強弱のタイミングの一致が絶妙であり、まさに「息がピッタリあった」デュオの演奏とはこういうものだという見本を披露してくれる佳作である。

今本 秀爾 さん | 大阪府 | 不明

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