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Morton Gould : The Complete Chicago Symphony Orchestra Recordings (6CD)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88875120702
Number of Discs
:
6
Label
:
RCA
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description


モートン・グールド/シカゴ交響楽団とのRCA録音全集(6CD)

2016年のモートン・グールド[1913-1996]の没後20年に合わせ、グールドが1965年から1968年にかけてシカゴ交響楽団を指揮してRCAに残した6枚分のLPを紙ジャケットでCD化したボックス・セットが登場します。
 モートン・グールドは「20世紀の音楽の巨人」ともいうべき、最も才能に溢れた音楽家の一人で、ピューリッツアー賞を受賞した作曲家、グラミー賞に輝いた指揮者、優れた編曲家、そして天才的なピアニストとして、クラシックとポピュラーの両分野で大きな足跡を残しました。ニューヨーク州に生まれ、最初の作品を出版したのが6歳といわれる、10歳を越えたころからストコフスキーやトスカニーニがその作品を取り上げる神童でした。作曲活動も幅広く、クラシック音楽のみならず、映画やラジオ、TV、ブロードウェイやバレエのために様々な作品を残しています。
 指揮者としても長じていたグールドは全米のメジャー・オーケストラのみならず、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、オーストリア、日本で指揮活動を行ないました、シカゴ交響楽団を初めて指揮したのはライナー時代の1955年のことで、ラヴィニア音楽祭への客演でした。次のマルティノンの時代になると、RCAは録音契約を音楽監督のマルティノンのほか、グールドと小澤征爾に振り分けて、積極的な録音を行ないました。グールドがシカゴ交響楽団と残した6枚の録音は、自作曲のほか、盟友コープランドの『舞踏交響曲』、アイヴズの交響曲第1番の世界初録音(1966年のグラミー賞受賞)や、オーケストラ曲のほか、ニールセンの交響曲第2番『4つの気質』とクラリネット協奏曲(何とベニー・グッドマンがクラリネット)、チャイコフスキーのワルツ集、リムスキー=コルサコフ『アンタール』にミャスコフスキーの交響曲第21番と、幅広い色彩的なレパートリーが含まれているのが特徴です。
 今回は、全曲が新しくオリジナル・アナログ・マスターからリミックス&リマスターが行なわれており、オールカラーの別冊解説書には、詳細なレコーディング・データのほか、珍しい写真も掲載されています。6枚のディスクはオリジナルLPデザインの紙ジャケットに封入され、レーベルも当時のLPデザインを踏襲し、厚紙製のクラムシェルボックスに収納されています。(RCA)

【収録情報】
Disc1
● モートン・グールド:管弦楽のためのスピリチュアルズ
● コープランド:舞踏交響曲

 録音時期:1965年2月(原盤番号:LSC-2850)

Disc2
● アイヴズ:『アメリカ』の主題による変奏曲
● アイヴズ:交響曲第1番ニ短調
● アイヴズ:答えのない質問

 録音時期:1966年1月、1965年11月(原盤番号:LSC-2893)

Disc3
チャイコフスキー:
● 『眠れる森の美女』〜ワルツ
● 弦楽セレナード〜ワルツ
● 『くるみ割り人形』〜花のワルツ
● 『くるみ割り人形』〜終幕のワルツとアポテオーズ』
● 『白鳥の湖』〜ワルツ
● 『白鳥の湖』〜小品円舞曲
● 『白鳥の湖』〜白鳥のワルツ』
● 交響曲第5番ホ短調〜第3楽章:ワルツ
● 歌劇『エフゲニ・オネーギン』〜ワルツ

 録音時期:1965年11月、1966年1月(原盤番号:LSC-2890)

Disc4
● ニールセン:クラリネット協奏曲 Op.57
● ニールセン:交響曲第2番ロ短調 Op.16『4つの気質』

 録音時期:1966年6月(原盤番号:LSC-2920)

Disc5
● アイヴズ:オーケストラ・セット第2番
● アイヴズ:コネチカット州レディングのパットナム将軍の野営地
● アイヴズ:ロバート・ブラウニング序曲

 録音時期:1967年2月(原盤番号:LSC-2959)

Disc6
● リムスキー=コルサコフ:交響曲第2番嬰ヘ短調 Op.9『アンタール』
● ミャスコフスキー:交響曲第21番嬰ヘ短調 Op.51

 録音時期:1968年1月(原盤番号:LSC-3022)

 ベニー・グッドマン(クラリネット/Disc4:協奏曲)
 シカゴ交響楽団
 モートン・グールド(指揮)

 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Track List   

Disc   1

  • 01. Spirituals for Orchestra / I. Proclamation
  • 02. Spirituals for Orchestra / II. Sermon
  • 03. Spirituals for Orchestra / III. a Little Bit of Sin
  • 04. Spirituals for Orchestra / IV. Protest
  • 05. Spirituals for Orchestra / V. Jubilee
  • 06. Dance Symphony / I. Introduction: Lento; Molto Allegro; Adagio Molto
  • 07. Dance Symphony / II. Andante Moderato
  • 08. Dance Symphony / III. Allegro Vivo

Disc   2

  • 01. Variations on "America"
  • 02. Symphony No. 1 in D minor / I. Allegro
  • 03. Symphony No. 1 in D minor / II. Adagio Molto (Sostenuto)
  • 04. Symphony No. 1 in D minor / III. Scherzo - Vivace
  • 05. Symphony No. 1 in D minor / IV. Allegro Molto
  • 06. The Unanswered Question

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Customer Reviews

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音楽につきまとう迷信・迷妄の最たるものが...

投稿日:2016/01/17 (日)

音楽につきまとう迷信・迷妄の最たるものがジャンル観だ 実際このM.グールド&CSOの6CD中5枚がイージーリスニングに分類され表示されている 分類して整理することを厭うているのではない ”色眼鏡付き”のイヤフォンで聞くのをやめようということだ 音響の”造り”が非クラシックだと”色を塗って”鑑賞の場から追い出してしまう愚を犯すなと言いたい これらを聴いていないならば不覚を悔いることになる 幸運にもクラシックには縁遠かったという方から先ず聴こう またそういう友人があったらこのディスクを贈ってやろう 知らぬ作曲者や題名が並んでいようと怯むことはない グールドとCSOが音楽の生命を爽やかな息吹にして吹き掛けてくれる 音楽を聴く喜びが”あなた”の内奥から湧き上がってくる クラシック音楽が難解でも退屈でもないことをグールドが証明している 音楽がつまらないのは演奏家がそうさせているだけだ さて この名曲名演奏を聴く喜びに浴せないのではと心配になる御仁がある DGは◎でEMIは✖などと宣うクラシックディレッタントの方々よ あるがままを歌い聴き 心合わせられ この幸福なる衷心より推薦する   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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Mグールドと言うと、クラシックとポピュラ...

投稿日:2015/12/04 (金)

Mグールドと言うと、クラシックとポピュラーの二股かけている指揮者で、私も同様クラシック好きな者にとっては、ポピュラーに影響された音彩作りの感覚で、ズレを感じます。想像するに当盤のレヴューにコメントが入らないのでは。それはともかく、私にとっては、この中のリムスキーコルサコフとミャスコフスキーについては深い思い出がある。それは私が40数年前の高校生の時に、この国内盤のレコードを買って大分楽しんだからで、長いことCD化を待っていたのです。当時は、ベートーベンを聞く一方で、リムスキーコルサコフを知って、その色彩的な魅力にのめり込んだ。そんな時、このレコードが出たのです。確か、レコ芸評も良かったと思う。リムスキーもミャスコも、後にスヴェトラーノフの盤が出て、この音が実際かと思いながら、グールドの華やかさとムーディー調が忘れられない。今、聴いて、どう感じるだろうか。青春の思い出と発売を期待して星5つです。後で聴いた方がいましたら、感想を聞きたいものです。

喫茶坊 さん | 埼玉県 | 不明

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