SACD Import

Franck, Faure, Prokofiev Flute Sonata : Sharon Bezaly(Fl)Vladimir Ashkenazy(P)(Hybrid)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BISSA2259
Number of Discs
:
1
Label
:
Bis
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


なんと美しい音色。
ベザリーがフランク、フォーレ、プロコフィエフのソナタを録音!
共演はなんとアシュケナージ!


SACDハイブリッド盤。フルート界の女王シャロン・ベザリーの期待の新譜はフランク、フォーレ、プロコフィエフのソナタで、共演はなんとアシュケナージという超強力盤です。ランパル版のフランクのソナタはフルート奏者の必須レパートリーの一つでありベザリーも大切にしてきた最重要作品です。また、パールマンなど様々な演奏者と演奏してきたアシュケナージも同様にフランクのソナタは最も得意な室内楽作品の一つです。第1楽章の冒頭から透き通るような美音でフルートとピアノが対話するかのように音楽を展開。堂々たる二人の演奏はまさに圧巻の仕上がりです。
 フォーレのソナタはベザリーによるフルート版です。流麗洗練の極みであるフォーレの旋律。冒頭から音楽に対する敬愛を感じるアシュケナージの美しきタッチに驚かされます。そして、ベザリーの圧倒的なテクニックと雄弁な語り口で極上のフォーレを聴かせてくれます。当演奏により当作品の魅力を再認識することができるでしょう。
 プロコフィエフのフルート・ソナタは、オイストラフが依頼したヴァイオリン・ソナタ第2番の原曲。ウィットに富む明快な旋律と均整のとれた構成のこのフルート・ソナタはドラマティックな描写やダイナミックな迫力をもちます。アシュケナージはプロコフィエフのピアノ協奏曲の全曲録音をはじめピアノ・ソナタも録音しており、アシュケナージにとってプロコフィエフは母国ロシアの最も得意とする作曲家の一人です。雄弁なベザリーのフルートとアシュケナージのピアノが見事なアンサンブルを生み出します!(写真c Keith Saunders)(輸入元情報)

【収録情報】
1. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ジャン=ピエール・ランパル編曲によるフルート版)
2. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調(シャロン・ベザリー編曲によるフルート版)
3. プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94


 シャロン・ベザリー(フルート/Muramatsu 24k All Gold Model)
 ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ/Steinway D)

 録音時期:2016年3月(3)、11月(1,2)
 録音場所:イギリス、サフォーク州、ポットン・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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1972年生まれのアメリカのフルート奏者、シ...

投稿日:2021/03/11 (木)

1972年生まれのアメリカのフルート奏者、シャロン・ベザリーによるフルート・ソナタ集。選曲も魅力的だが、驚くのはピアノ伴奏に大家アシュケナージを迎えていることである。聴いてみるとこれが大成功。なんと瑞々しく美しいアルバムだろう。特に私が感動したのはフォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番のフルート版である。他の2作品については、原曲であるヴァイオリン・ソナタをアシュケナージはパールマンと録音していて、いずれも名演であるのだが、フォーレについては、私の記憶が正しければ、この曲に限らず、アシュケナージによるフォーレの録音というのは、これが初めてのハズだ。ところが・・・ところがこれが素晴らしいのである。冒頭から深い歌と味に満ちたピアノ、憧憬と情熱を描きながら、フルートの旋律を促し、支える。これほどの伴奏というのはなかなか聴けるものではない。アシュケナージは室内楽や協奏曲の独奏者としても、数々の名演奏を記録した人だけれど、その蓄積の深さは、とても余人からは計り知れないものであることをこの演奏は証明している。「含み」と「表出」、「支え」と「主張」そういった二面的な要素の配分が絶妙なのだ。フォーレのヴァイオリン・ソナタは美しい名品であり、私も大好きだが、ここまで深みのある表現で描かれたフォーレは、一味も二味も違う。そんなアシュケナージの万全のサポートを得たベザリーは、闊達で清々しいフルートを響かせる。当然のことながらヴァイオリンとは異なる印象をもたらすが、それは決してヴァイオリンに比べて不足があると言うことではない。新たな魅力が横溢している。フランクでは、第3楽章がことに素晴らしい。深い呼吸、幽玄の間合い、そして紡ぎあげる情緒、導かれる哀切な歌、すべてに説得力があり、美しい。プロコフィエフでは健やかなリズムがリリカルな響きを導き、これも魅力的。アルバム全収録曲を通じて、テンポは穏当かやや速めであり、遅めのテンポはほとんど採用されていない。しかし、決して薄味に響く演奏ではなく、むしろフルートとピアノの協演、かくあるべしという高い完成度が示されている。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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