SACD

Ballades, Scherzos : Takako Hashimoto

Chopin (1810-1849)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OVCT00065
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

高橋多佳子が紡ぎだすショパンの調べ。
大好評の「ショパンの旅路」シリーズから、バラード&スケルツォをピックアップ!
SACD HQ Hybrid盤で登場です。


高橋多佳子のライフワークのひとつである、ショパン。ショパン・コンクール入賞ピアニストである彼女の集大成的録音といえる、「ショパンの旅路」シリーズ。本商品はその中から、演奏頻度や人気曲目という点で特にご要望の強かった、バラードとスケルツォを集めました。
 物語のようなバラードたち。繊細さの中に力強くリズムを刻むスケルツォ。やさしさ、せつなさ、さまざまな感情が入り混じるこれらの作品を、高橋多佳子は説得的に語りかけます。
 なお、今回はDSDリマスタリングを施し、SACD HQ Hybrid盤での発売です。音楽的なことはもちろん、さらなる高音質を求めるリスナーの方にも満足していただける仕上がりとなっております。(オクタヴィア)

【収録情報】
・ショパン:バラード&スケルツォ集
 高橋多佳子(ピアノ)

 録音時期:2000年-2002年
 録音場所:ワルシャワ、フィルハーモニー大ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 DSD-CREATION
 SACD 2ch HQ Hybrid

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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かつて発売された「ショパンの旅路」からの...

投稿日:2010/06/26 (土)

かつて発売された「ショパンの旅路」からの抜粋であるが、バラードもスケルツォも基本的にはいずれも名演だ。高橋多佳子は、いかにも女流ピアニストならではの繊細にして精緻なタッチで、ショパンの抒情溢れる名旋律をこれ以上は求めないような優美さで描き出していく。どの曲にも、彼女なりに解釈された詩情溢れるショパン像が息づいていると言える。それでいて、例えばスケルツォ第3番の強靭な打鍵による力強い迫力ある演奏には圧倒される。テクニックについても卓抜したものがあり、さすがはショパン国際コンクール入賞者の貫録十分である。惜しいのは有名なスケルツォの第2番。これは、高橋多佳子にしてはいささか平凡な演奏と言わざるを得ない。この有名曲には、ポゴレリチやアルゲリッチなどの超ド級の名演が存在しており、それらの横綱級の名演と比較すると分が悪いというのは致し方がないところであろう。これらの横綱にはかなわないとしても、高橋多佳子ならば、もう少し彫りの深い演奏が出来たのではないだろうか。SACDによる鮮明な高音質録音も見事であるが、録音場所がトリトーンがいつも使用している富山県の北アルプス文化センターではなく、ワルシャワ・フィルハーモニー大ホールであり、音質にかなりの違いがあるのは大変興味深い。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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