この人を超える王道アイドルってなかなかいない！いまだに嫌味のない可愛さを全身に纏っていて、まさに天使です…がこれを見るとさらにその美貌に驚かされます。

森高さんははじめて聞きましたが、さすが ヒットメーカー、知っている曲がたくさんありました。 disc1の６曲目「ザ・ストレス」から、後の快進撃が始まります。 disc2は森高さんの魅力が炸裂しています。 ます、目の前の情景をそのまま描くような歌詞が魅力です。 表現が直接的なところがまたいいです。 「上司の前でスリスリスリ、手をスリ」とか、「おなたはオジサンよ……お腹が出てくるのよ」とか。 自らの声の魅力を生かしたボーカルが、この歌詞にぴったり です。 枠にとらわれない楽曲をいろいろとこなすのは、ドラムをはじめとしてあらゆる楽器をこなす森高さんならではでしょうか。そのドラムの演奏が、軽快で前ノリで、ロックな楽曲にぴったり です。演奏面では、「ハエ男」のノイジーなギターと森高さんの ダブルボーカルにやられました。「ロックン・オムレツ」もいいですね。 また、１小節にはぴったりとおさまる字句数があると思いますが、 森高さんの歌詞は多かったり少なかったり、結構逸脱しています。 これを見事に歌いこなすのが見事です。また、歌詞にはほとんど 英語が出てきません。歌詞への自信のほどがうかがえます。

コンサート本編の 2枚もいいが、 特典dvd　

『私がオバさんになっても』『ハエ男』など、彼女が作り出した独特な世界観の楽曲が多数収録されています。一方で、等身大(と思うのですが)の女性を歌った楽曲も多く、あの、非常にかわいらしいです。江口洋介がうらやましい。

ありそうで、なかった究極的ベスト盤。リマスターも嬉しい。普通のアイドルポップから、独自の世界観が大爆発の打ち込みサウンド期から、バンド形体。９０年代後期はその時代を取り入れた音づくりと一時代を築いた偉業の足跡がたどれる事に感謝。しかし何と言ってもバラードの名曲群。先日、テレビでプリプリを見た際にも、同じ感想を持ったのが、名曲は色褪せることは無いという事実。欲を言えば、Ｂ面曲にあたる、アルバム未収録曲の中には隠れた（結果としてだが）名曲が結構あったりするので、それらも網羅されていれば星5つ。20年前の若者には、最高の贈り物となった。

セルフカバーであれば購入しましたが・・・使い回しの手抜きアルバムなので、いりません。全シングル持っていますから。全曲新録音なら是非とも買わせて頂きましたが、☆付ける必要のない位ですが。

これまでもいくつかベスト版は出てましたが、今回は全シングルが順を追って網羅されているので、これこそが本当のベストと言える作品だと思います。千里さんの声、ソングライティング力や詩の表現力、バックの演奏の音など、少しずつ進化して行く様子がよく分かって楽しく聞ける作品です。

まあ普通のベストというか…。 もう少し遊び心が欲しかったような。 初回限定のプレミア感が希薄な感じはあります。 『古今東西』の紙ジャケ盤リマスターの発売を願う！

　シングルA面が45作も収録は今までありそうでなかったBEST！ 　通常盤でも、歌詞ブックレットにシングルジャケット写真が掲載されていたりと、全く写真がゼロではないので初回盤を逃して通常盤でも充分満足できるようになっている。

『私がｵﾊﾞさんになっても』はｼﾝｸﾞﾙﾊﾞｰｼﾞｮﾝよりも こちらのﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑに収録されているｱﾙﾊﾞﾑﾊﾞｰｼﾞｮﾝの方がｵｽｽﾒです｡