懐かしいです。　こんな爽やかな歌声のグループは、今の時代にはお目にかかれませんね。　タイトル曲12,の悲しき雨音がヒットした時、とても気に入って、即シングルレコードを購入したら、B面のThe Last Leaf(悲しき北風)もなかなか良い曲で、もう一度聴いてみたくて、ずっと探していたのですが、去年ネットでこのCDをみつけ、やっと聴くことができました。　このアルバム自体は他のレビューにもあるように、耳に心地よい粒揃いの曲ばかりで買って良かったと思っています。　けれども残念なことに、歌詞カード及び対訳を期待して購入した国内盤には、丁寧ではあるけど解説しか付いていませんでした。　せめてこの価格なら、確認の意味でも英歌詞カードぐらいは付けて欲しかったです。

優しく包み込むようなハーモニーが魅力的で、哀愁を帯びたリード・ヴォーカルが素晴らしい。バックの演奏もストリングスを使用したりと心地が良い。収録曲も佳曲揃いで、また繰り返し聴きたくなる。タイトル曲はかなり知名度が高いのではないかな？いい曲ですからね。「ドリーミン」はジョニー・バーネットが歌ってたなぁ。続編？「ワズ・アイ・ドリーミン」は、ドゥ・ワップのような感触で良い。穏やかで優しい気持ちになるアルバム。