[USED:Cond.AB] Bartok: The Piano Concertos

バルトーク：ピアノ協奏曲全集

�@ピアノ協奏曲第１番
　　クリスティアン・ツィメルマン（Ｐ）
　　シカゴ交響楽団
�Aピアノ協奏曲第２番
　　レイフ＝オヴェ・アンスネス（Ｐ）
　　ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
�Bピアノ協奏曲第３番
　　エレーヌ・グリモー（Ｐ）
　　ロンドン交響楽団

　ピエール・ブーレーズ指揮
録音：2001年11月、シカゴ、シンフォニー・ホール�@
　　　 2003年2月、ベルリン、フィルハーモニー�A
　　　 2004年10月、ロンドン、St.ルークス・ジェルウッド・ホール�B

ブーレーズにとって、バルトークはもっとも得意とするレパートリーのひとつであることはいうまでもないところでしょう。これまでＤＧへもシカゴ響との主要管弦楽作品、シャハムと組んだヴァイオリン協奏曲第２番などをレコーディング済みで、いずれも完璧を絵に描いたような水際立った名演揃いだっただけに、ピアノ協奏曲の新たなレコーディングを待ち望むファンはけして少なくはなかったことでしょう。
　今回、まさに満を持してリリースされるピアノ協奏曲全集ですが、なんと共演ピアニストとオーケストラが３曲とも違うという、かつてないほどの豪華メンバーでのレコーディング。ツィメルマン＆シカゴ響[第１番]、アンスネス＆ベルリン・フィル[第２番]、そしてグリモー＆ロンドン響[第３番]と並んだあたりは壮観としかいいようがなく、各々のブーレーズとの共演ぶりなどまさに興味津々です。