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新訳 星の王子さま

Antoine de Saint-Exupery

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784872426601
ISBN 10 : 4872426606
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

原作の素顔を壊さず、かっ、現代的テイストを加え大ヒットを生んだ『ふしぎの国のアリス』『鏡の国のアリス』の名訳で知られる芹生一氏による『新訳 星の王子さま』。リズミカルで心地よい語感の翻訳が、原作者の思いと訳者の思いを共鳴させ、新たな世界を繰り広げます。

【著者紹介】
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ : 1900年フランス、リヨン生まれ。作家・飛行家。1921年徴兵により航空隊に入隊、軍用機操縦の訓練を受ける。除隊後、操縦士として航空郵便輸送会社に勤務。空軍将校として第二次世界大戦に参加、1944年7月31日、故郷リヨン方面の敵情偵察に飛び立ったまま帰還せず、戦死と認定される。1943年、“Le Petit Prince”を刊行

芹生一 : 1928年東京生まれ。慶応義塾大学工学部応用化学科卒。アテネ・フランセでフランス語を学ぶ。児童文学翻訳者。成蹊大学名誉教授。工学博士。一般化学・生物化学・化学史・化学研究に関する著書・訳書・編書、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ♪みどりpiyopiyo♪

    結論から申しましょう。今回、訳違いで読み比べた15冊+αの中で、この訳が断トツで素晴らしかったです☆ ■子供に語りかけ、子供にも読める文体なのに、子供に媚びない。ファンタジーとリアルの融合が大人の読者にも違和感なく。王子と飛行士が個を尊重しあい対等に関わっている。全てのキャラが確立していて、物語の細部と齟齬がない。薔薇の見栄っ張りで自惚れ屋な所作に見え隠れする可愛らしさといじましさ、そして王子の後悔のバランス。他の訳で読んで気になっていた矛盾が全て解消されていました✩⡱(1943年、2018年訳) (→続

  • ヒラP@ehon.gohon

    とても読みやすい新訳だと思います。 飛行士と星の王子さまの会話が、近く感じられました。 砂漠へ不時着した飛行機という仮想空間で、夢のように現れ夢のように去っていく星の王子さまは、いくつもの星で、自分の世界に固執する人間たちを語っています。 それは夢の中の夢ではあるけれど、人間のエゴを表しているように感じました。 それから解放されているから、二人は向き合うことができたのでしょう。 飛行機が現実社会に帰るとき、星の王子さまも星に帰っていきます。 心に引っかかりを残したのが、この本を忘れがたいものにしています。

  • aloha0307

    もう何度も読んできましたが、新訳 に惹かれ&飛行機のなかで読んでみようと思い立ち、先の与那国島旅行からすこしずつ..いま読了。本書は再読の度に新たな発見があります。王子とバラ(117頁ではじめてこの花は薔薇だったとわかる)の恋 両思いだったのに..「まだ子どもすぎて、どうすれば彼女を愛することが出来るか、分からなかったんだ」と、悟ったときにはもう... 本書は、王子さま でなく 王子 と呼びかける。語り手は相手が「王子」という地位にあるからではなく、子供と侮らずに大人と対等と考えているからではないかな。

  • singoito2

    新訳も見てみたいと思って借りてきました。原文が子供でも読める平明な分なので、訳者の個性の出しにくいんだなぁ、と思いました。ただ、petits grelots 「小さな鐘(ベル)」P160は素直に「小さな鈴」と訳して欲しかったです。でも、訳注や作者の伝記などの解説があって親切な本でした。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:A−。祝!読んだ本1800冊目!芹生一さんの翻訳。2018年出版で芹生さん二度目の新訳。本作の特徴は「王子さま」とせず「王子」として、語り手の「わたし」と対等な立ち位置に置いたこと。訳文は内藤さん的な子どもに読み聞かせるにも適したような文体を採っている。本のサイズも通常の単行本サイズなので、文字の大きさ、行間、イラストのサイズや色と配置、紙質などいずれもよく考えられている。価格は1540円(税込)と『星の王子さま』では(たぶん)最高値だが手元において繰り返して読むなら、満足度は高いと思う。

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