A Lenten Cantata-choral Works: Vavrinek / Janacek Po Consort Of Melbourne Etc

アンドルー・アンダーソン：四旬節カンタータ

フィンジやハウエルズ、ブリテンをはじめとしたイギリス近現代合唱音楽の伝統を、オーストラリアで更に発展させたアンドルー・アンダーソン。このアルバムには彼が書いた『四旬節カンタータ』をはじめとした宗教的な合唱曲が収録されています。
　『四旬節』とは復活祭前の40日間を指し、来るべきキリストの受難と死に思いを馳せ、食事の節制や祝宴の自粛を行いながら心の準備をする期間とされています。このカンタータは、セント・ジェームズ旧大聖堂とコンソート・オブ・メルボルンの委託曲で、もともとはオルガンと弦楽3部の伴奏の形で書かれていたものを、2020年にオーケストラ伴奏として書き直したものです。映画音楽を思わせる迫力あるオーケストラ・サウンドに乗って親しみやすい旋律が歌われていく聴きごたえのあるカンタータは、現代を生きる人々の心に寄り添うものとなることでしょう。（輸入元情報）

【収録情報】
アンダーソン：
1. 四旬節カンタータ (2017 rev.2020)
2. 2つの聖体拝領賛歌 (2014)
3. わが息子 (2014)
4. わが体の上に (2019)
5. キャロル (2019)
6. 心の中で歌う (2020)
7. マニフィカトとヌンク・ディミティス (2018)
8. 私はわが主にリンゴを与えた (2016 rev.2020)

　レベッカ・ラシュリー（ソプラノ：1）
　サリー＝アン・ラッセル（メゾ・ソプラノ：1,8）
　クリストファー・ワトソン（テノール：1）
　エディ・ムリアウマセアリー（バス：1）
　パヴェル・ドレジャル（ヴァイオリン：1）
　ヒュー・フラートン（オルガン：2,7）

　ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団（1,8）
　スラニスラフ・ヴァヴジーネク（指揮：1,8）

　コンソート・オブ・メルボルン（1,2-7）
　ピーター・トレギア（指揮：1,2-7）

　録音時期：2021年3月9-11日（1,8：オーケストラ）、4月10日（2-7）、7月10日（1,8：合唱）
　録音場所：チェコ、Community Hall, Ostrava House of Culture, Ostrava　オーストラリア、Trinity College Chapel (Horsfall Chapel), Melbourne
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音