Papillon（蝶々）〜アルヴェーン：アカペラ混声合唱作品集
スウェーデンの合唱グループ「エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル（Erik Westbergs Vokalensemble）」は、1993年、北部スウェーデンとフィンランドのソリスト、教会音楽家、音楽教師たちが集まり、ノルボッテン県のピーテオーで結成されました。メンバーの数は16人から20人。指揮者エーリク・ヴェストベリ（Erik Westberg）[1956-]とともに、多様性のある特徴的なプログラムでコンサートと国内外のツアーを行なってきました。録音活動も活発に行い、2021年にオリヤン・ファールストレムの「合唱とジャズ・オーケストラ」の組曲『ポエシス（Poesis）』、2022年にサーミのアーティストとのコラボレーションによる『Sapmi（サプミ）』をリリースしました。
2022年の新しい『Papillon（蝶々）』は、スウェーデンの人びとからもっとも愛されている作曲家のひとり、ヒューゴ・アルヴェーン（Hugo Alfven）の生誕150年を記念するアルバムです。『夕べ』『気分』『蝶々』『クリスマスの歌』や、アルヴェーンの編曲で広く歌われている民謡『空にある星のように』『リム・リム・リーマ』『ふたりだけの牧場で』といったよく知られている曲と、『子供の日の子供の島の歌』『ウタツグミ』（混声合唱版）『クリスマスの賛美歌』『鳴れ、わたしの美しい鐘』『オーロフ青年と妖精たちの踊り』『百合の枝にとまった鳩の歌』の初録音曲が含まれています。
王立スウェーデン音楽アカデミーの「スウェーデン音楽遺産（Swedish Musical Heritage）」とのコラボレーションで制作されました。（輸入元情報）
【収録情報】
アルヴェーン：
1. 蝶々（Papillon）（1936）
2. 気分『影がみな長くなり』（Stemning “Alle de voksende Skygger”）（1938）
3. 子供の日の子供の島の歌（En visa om Barnens O pa Barnens Dag）
4. ウタツグミ（Taltrasten）（1941）〜混声合唱のための
5. アンデシュは元気のいい作男（Anders, han var en hurtiger drang）（編曲、1941）
6. クリスマスの賛美歌（Julhymn）
7. 鳴れ、わたしの美しい鐘（Klang min vackra bjallra）（編曲）
8. クリスマスの歌『見よ、クリスマスの星が』（Julsang “Se, julens stjarna stralar klar”）（1934）
9. 空にある星のように（Som stjarnan uppa himmelen）（編曲）〜ソプラノと混声合唱のための
10. オーロフ青年と妖精たちの踊り（Herr Olof i alvornas dans）（編曲、1943）
11. 泥棒と呼んでやる（Tjuv och tjuv det ska du heta）（編曲、1941）
12. 百合の枝にとまった鳩の歌（Duvans sang pa liljekvist）〜ソプラノと混声合唱のための
13. エルヴダーレンの牧場の歌『リム・リム・リーマ』（Vallvisa fran Alvdalen “Limu, limu, lima”）（編曲）
14. ふたりだけの牧場で（Uti var hage）（編曲、1923）
15. ばらとすみれ（Rosor och violer）（編曲、1914）
16. おお、わたしは嘆くまい（A inte vill jag sorja）（編曲、1936）
17. 報い（Vedergallningen）（編曲、1942）〜ソプラノ、バリトンと混声合唱のための
18. 子守歌（Vaggvisa）（1933）
19. 夕べ（Aftonen）（1942）
20. 娘は踊りの輪に入る（Och jungfrun hon gar i ringen）（編曲、1941）
エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル
テレーセ・アントンソン（ソプラノ・ソロ）
アンドレーアス・E・オールソン（バリトン・ソロ）
エーリク・ヴェストベリ（指揮）
世界初録音（3,4,6,7,10,12）
