Product Details
ISBN 10 : 4130343513
Content Description
世界の分断と対立を乗り越えるために―コネクティビティと信頼を鍵として、イスラーム文明の知を可視化する。
目次 : 序章 イスラームから考える「つながりづくり」と「信頼」―今後の世界を見通す鍵として/ 第1章 瀬戸内から世界に広がるつながり―ある日本人ムスリムの足跡をたどる/ 第2章 多様なひとびとをつなぐ翻訳―イスラームの各地への展開と知の伝達/ 第3章 異なることばをつなぐ言語―インド洋世界におけるウルドゥー語の役割/ 第4章 未来をひらくイスラーム経済のつなぐ力―その思想と歴史から学ぶ/ 第5章 イスラームで国をつくる―宗教・国家・共同体/ 第6章 不信から生まれる信頼?―モロッコ、ベルベル人の「寛容」を中心に/ 第7章 信頼のためのイスラーム思想と戦略―現代南アジアにおける政治運動の正当化/ 第8章 神の教えの実践とヴェール―信頼から信仰を読み解く/ 第9章 「テロリスト」に対する軍事的解決と信頼のゆくえ―フィリピンからの問い/ 第10章 見えないつながりを描き出す―デジタル人文学の可能性
【著者紹介】
黒木英充 : 1961年生。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授(併任)。東京大学大学院総合文化研究科修士課程。学術修士。東アラブ近代史
後藤絵美 : 1975年生。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程。博士(学術)。近現代イスラーム文化・思想研究、ジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .