Product Details
ISBN 10 : 4065164877
Content Description
大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子は「滴水古書堂」という古本屋の店主の古戸時久と知り合う。古戸は右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢き、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、普通の流通から弾き出されたような奇妙なものばかり。しかし、店の空気に不思議な縁を感じた由宇子はそこで働くことにしたのだった。そんなある日、一本の電話が店にかかってくる。なんでも、古戸の師匠のような老婆からの依頼だという。由宇子は古戸とともに鎌倉に向かうのだが、それは奇妙な事件のほんの小さな入り口に過ぎなかった。
【著者紹介】
黒崎江治 : 神奈川県出身。2013年の冬ごろに小説を書きはじめ、2016年から本格的な長編の執筆をはじめる。『滴水古書堂の名状しがたき事件簿』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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眠る山猫屋
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