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弱くても勝てます開成高校野球部のセオリー 新潮文庫

高橋秀美

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101335551
ISBN 10 : 4101335559
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

甲子園も夢じゃない!?平成17年夏、東大合格者数日本一で有名な開成高校の野球部が、東東京予選ベスト16に勝ち進んだ。グラウンドでの練習は週1日、エラーでも空振りでもかまわない、勝負にこだわりドサクサに紛れて勝つ…。監督の独創的なセオリーと、下手を自覚しながら生真面目に野球に取り組む選手たちの日々。思わず爆笑、読んで納得の傑作ノンフィクション!

目次 : 1回 エラーの伝統/ 2回 理屈で守る/ 3回 みんな何かを待っている/ 4回 結果としての甲子園/ 5回 仮説の検証のフィードバック/ 6回 必要十分なプライド/ 7回 ドサクサコミュニケーション/ 8回 「は」ではなく「が」の勝負/ 9回 ややもすると甲子園

【著者紹介】
高橋秀実 : 1961(昭和36)年横浜市生れ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、ノンフィクション作家。2011(平成23)年『ご先祖様はどちら様』で小林秀雄賞、’12年『「弱くても勝てます」』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この作品は、ドラマ化もされましたが、ドラ...

投稿日:2021/04/11 (日)

この作品は、ドラマ化もされましたが、ドラマは原作の良さを潰していたと思います。是非、原作で読んで欲しいです。特にそこの野球少年。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こーた

    学習する機械を連想する。仮説を立て、実験をして、検証してフィードバックする。でも結論にたどり着く頃には、亀は先まで動いている。これじゃあ、いつまで経っても追いつけない。何も考えずに走り抜けてみれば、亀を追い越すことなんて簡単なのに。機械がその枠の外側を計算で乗り越えることはできない。バットを思い切り振って、枠を壊すのが先だ。まず、やってみる。所作を考えようとしない。空っぽにしないことには、中に何も入らないのだから。日日是好日を思い出そう。弱くても勝てる。何やら哲学的じゃないか。そうだ、野球って哲学なんだ。

  • ehirano1

    『弱者の兵法』がとても分かり易く実践されていました。成功までは程遠いのですが、チャレンジし続ける開成高校硬式野球部の姿には何かこう感じるモノがあります。見てみたいなぁ、彼らの試合。

  • トンちゃん

    【速】爆笑野球道!!なんていったら開成の子達に怒られちゃうかな?笑弱小野球部だからこその、セオリーを無視したコペルニクス的発想の転換が、東京都予選でベスト16進出を果たしました。もし彼らがセオリー通り、守備をかためて打球練習をして送りバントの練習をしていたら勝ち上がれなかったでしょう。本書にも書かれている通り、ギャンブルに勝った結果がベスト16でした。これは野球に限った話ではないのかもしれません。中小企業は大企業のような動き方をするより、自分たちの特性を見極めて反セオリーな動きが良いのかも。爆笑必至です!

  • やっさん

    ★★☆ ドラマ化されてるからてっきり小説なのかと思いきや、野球部への密着取材記なのか!つくづく野球は監督と選手の精神的相性が重要だと思い知る。青木監督は開成だからこそ名将になれたんだと感じた。

  • 扉のこちら側

    2016年454冊め。著者と監督の生徒達への接し方がよい。そして自己分析する達も。自分の強みや弱み、そもそも自分は何者であるのかという、その答えをまだ掴んでいなくても、探っていこうとする姿勢を持っている人は弱くても進んでいけるのだ。勝てるのかどうかはわからないけれど、著者を見習って「可能性はなきにしもあらず」と。

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