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星夜航行 下 新潮文庫

飯嶋和一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101032429
ISBN 10 : 4101032424
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

天下統一を果たした秀吉は、次なる道を明国征服に定め、足がかりとして朝鮮出兵を企てる。小西行長らは無謀な計画を阻止しようと画策するが、秀吉の妄執を抑えることはできなかった。天正二十年四月、行長の第一軍が釜山に上陸。三国の兵が交錯し数多の命を奪い合う、地獄の戦の始まりだった。甚五郎は、行長への武器兵糧を積んだ船で渡海することに…。激動の世に高潔な生が瞬く歴史巨編。舟橋聖一文学賞。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こうちゃん

    長い歴史のお勉強。朝鮮出兵が主。時系列が進んでは戻り、進んでは戻りで疲れた。勉強にはなったけど物語的には、ちょいと辛かった。歴史が相当好きじゃないと、楽しめないのでは?と、思う。

  • miyaz5

    下巻も上巻の第二部に引き続き朝鮮出兵(文禄・慶長の役)が延々と続く。この時代の小説は多々あるが、これだけ詳細に書かれている小説を読んだことがなかった。朝鮮出兵の真相が少し解ったような気がする。ただ飯嶋和一氏の作品では珍しく間延びした印象で、初めて氏の作品を読む方は他の作品から読んだ方が良いと思う。当時のキリスト教についても詳しく書かれていて、ポルトガル系のイエズス会とイスパニア系のフランシスコ会の対立という視点は面白かった。文庫本の帯のコピー「家康も秀吉も、その男を殺せなかった」は内容と違うと思う。

  • k.kishida

    時代小説は滅多に読まない私でも絶対に欠かせないのが飯嶋和一の作品、「神無き月十番目の夜」を読んだときの衝撃はわすれられない。最新作が文庫化されたので早速読んだ。歴史に埋もれた無名の人物に光をあて物語を紡ぎ出すという手法は変わらずだが、今回は秀吉の朝鮮出兵の様子もかなり細かく描写されており今までの作品とはちょっと違った雰囲気だった。しかし、いつも通り一気読みで最後の一ページまで飽きさせなかった。

  • shonborism

    相当な時間をかけて読了。紛れもない一大大河小説。朝鮮の役がここまで詳細に描かれた小説はなかなかないのではないか。読書中に世界が本作と類似した情勢になったことも印象的。

  • Miyako Hongo

    徳川信康に仕えたが主の切腹を期に出奔。商人になり、挙げ句韓国に渡って韓国軍人になった男の話。歴史に翻弄された人間の一代記なので、大河でやれるんじゃないか。□秀吉の朝鮮出兵がメインになる話だが、あー、そりゃあ家康に負けるわなあ、という秀吉のご乱心振りが描かれる。多分信長のやろうとしたことをそのままなぞろうとしたんだろうが、このあたり出自が百姓だと漢学の知識も無く、中国がどんだけデカいかも理解してなかったんじゃなかろうか。□朝鮮出兵って日本史の教科書でも一行程度しか触れられてなかった。歴史は後世に作られる。

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