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月曜日の抹茶カフェ 宝島社文庫

青山美智子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299044099
ISBN 10 : 4299044096
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

桜並木のそばに佇む「マーブル・カフェ」では、定休日の月曜日に「抹茶カフェ」が開かれ―。ツイいない携帯ショップ店員、愛想のない茶問屋の若旦那、祖母が苦手な紙芝居師、京都老舗和菓子屋の元女将…。一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ心癒やされる物語。

【著者紹介】
青山美智子 : 1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を執て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞受賞。『月曜日の抹茶カフェ』が第1回けんご大賞受賞。(以上、宝島社)『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)『赤と青とエスキース』(PHP研究所)で2021・2022年本屋大賞ともに第2位。『月の立つ林で』(ポプラ社)で2023年本屋大賞第5位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • となりのトウシロウ

    「木曜日はココアを」の続編。前作と同様の12編からなる連作短編。「マーブルカフェ」から繋がる縁は、今回は京都と東京を繋ぐ。どのお話も優しくて温かく胸に響く。敢えてあげると、自分の気持ちを素直に表に出せない不器用な祖母タヅと厳しい言葉を吐き続ける祖母を嫌悪していたが本当の祖母の気持ちを知った孫光都のお話には思わずホロっときた。そして京都の男子大学生孝晴と「バケツ」実篤のお話、「体の向きを変えたら見える世界が一転する」も心に残った。最後のお話、これだけは他と違って時の流れが遡って一話に繋がって・・読後感良し。

  • itica

    ああ、癒されるなあ。心の奥にそっと仕舞っておきたい宝物のような言葉がちりばめられた短編集だった。『木曜日にはココアを』の続編?スピンオフ?「マーブル・カフェ」の定休日に代わりに営業された抹茶カフェ。そこから繋がって行く物語は、悩みや迷いがやがて希望に変化して行くのが心地良い。こんな温かい言葉を掛けられる人になりたい。

  • たかこ

    読書メーターの献本でいただきました!頑張れという言葉はないのに、頑張って!と背中を押してくれる物語。東京と京都のご縁、月日の流れ。改めて「ご縁」って気づくことだと思うな。季節がめぐっても(時間がかかっても)、ご縁があると思えば、繋がるのだと思う。茶人としては、水無月の祓、6月末に水無月という和菓子を食べること、生活の中に和菓子があること、私も大事にしていることでもある。本当に大事なものは意外とそばにあるのかもしれない。日々の生活に優しいゆとりができるといいな。幸せに気づかせてくれた木曜日と月曜日の2冊。

  • ゆん

    前作にあたる『木曜日にはココアを』を読んだ時、なんて素敵な物語なんだろうって すごく感動して今作も期待して読んだのですが… 期待を裏切りませんね! 紡がれてゆく縁がとても優しくて、あたたかくて、優しい気持ちになれました。 普段疲れてる人や嫌な気持ちを抱えてる人、前向きな気持ちになれない人など そういう方たちにも是非読んで欲しいと思いました。『木曜日にはココアを』、そして『月曜日の抹茶カフェ』はもう私の愛読書です!

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    やっと文庫になってくれた・・・!!抹茶大好き、青山さん大好きな私なので、とてもとても楽しみに待っていた(*≧∀≦*)睦月から始まり師走で終わる連作短編。いや、師走が始まりともいえるなぁ♫特に好きなのは『夏越の祓』と『拍子木を鳴らして』のふたつ。心に響く短編ばかりで、大満足でした!

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