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地学をやろう ブルーバックス

鎌田浩毅

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065020029
ISBN 10 : 4065020026
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを抜き出した、かつてない「教養の書」!何枚ものプレートが接する日本列島は、外国人から見れば人が住んでいることさえ恐ろしいと思うほどの地理的条件にあります。にもかかわらず、日本の高校・大学ではいま、「地学離れ」が進み、日本人の「地学リテラシー」は中学生レベルで止まったままともいわれています。地球の構造から巨大地震・巨大噴火の可能性まで、日本人にとって必須の教養をいまこそ身につけよう!

目次 : 第1章 地球は丸かった―人類がそのことに気づくまで/ 第2章 地球の歴史を編む―地層と化石という「古文書」/ 第3章 過去は未来を語るか―斉一説と激変説/ 第4章 そして革命は起こった―動いていた大陸/ 第5章 マグマのサイエンス―地球は軟らかい/ 第6章 もうひとつの革命―対流していたマントル/ 第7章 大量絶滅のメカニズム―地球が生物に襲いかかるとき/ 第8章 日本列島の地学―西日本大震災は必ず来る/ 第9章 巨大噴火のリスク―脅威は地震だけではない

【著者紹介】
鎌田浩毅 : 1955年生まれ。東京大学理学部地学科卒業。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。日本火山学会理事、日本地質学会火山部会長等を歴任。京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。科学啓発に熱心な「科学の伝道師」としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    教科書と一般書読み物のハイブリッド。人生のスケールで見ると、地震や火山噴火はあれど、基本的には不動の大地。不変の地球。と、思いきやですよね。今では常識となったプレートテクトニクス。宇宙スケールで見ると、地殻は柔らかく流動的で、変化に富んでいます。ダイナミズム。( ¨̮ )。火山の多くが海底にあるのは偶然に因るものなのでしょうか?何にしてもありがたい。と、思いつつも、日本は言わずもがなの地震・火山大国。余り大きな震災にならない事を祈るばかりの無力さよ。(´๑•_•๑)。

  • KAZOO

    京都大学での地学の授業をかなり面白くされた先生で、理系の本でありながら縦書きということでも工夫されているようです。私も著者と同じ高校の出身で地学は興味を持って受験のときも理科は地学と物理でした。この本では東日本大震災後の日本の活火山などの状況も詳しく書かれていて参考になります。ススメとは書かれていますが内容は地学全般に興味を持たせてくれる感じです。久しぶりに理科系の本ですが楽しめました。

  • ねこ

    川原の石の図鑑を読み、珪藻の図鑑を見て、「道をたずねる」を読み、本書の「地学ノススメ」に辿り着きました。川原の石はどの様な経緯を経て今ここにあるのか?化石になった珪藻を観察し、地質の時代と状況を「下学上達」の域まで繰り返し思考する。とにかく、現場に行き地道に歩いて調査する。そして長い年月をかけて正確な地図を作成する。筆者の鎌田浩毅さんには脱帽です。 そして、後半、恐ろしい警告がありました。次の巨大地震は2035年から2038年頃と予測。また、中国の白頭山が2032年までに99%の確率で噴火し日本にも大被害

  • やいっち

    本書を読むと、東海、東南海、南海地震が切迫している(2030年代か)と、改めて思い知った。桜島の巨大噴火もヤバイ。太平洋側の人口を相当程度に少なくとも巨大地震のなさそうな日本海側に移さないとという持論を改めて確認した。中国と北朝鮮の境にある白頭山もいつ巨大噴火してもおかしくない。946年の巨大噴火では、火山灰は偏西風で日本の東北地方に数十センチ積もった。

  • まーくん

    一昨年、京都大学を退官された鎌田教授が6年前(2017)に著された教科書としても使えそうな啓蒙書。地味な「地学」を京大の一般教養科目の最人気科目にした先生の教育方針面目躍如と言える内容。第1〜3章で地球の歴史のとっかかりに興味を持ってもらい、第4章から地球科学の革命プレート・テクトニクスから最新のプルーム・テクトニクスまで。そして最後の第8、9章で防災について熱く説く。3.11の後、日本列島の状況は大きく変わった。南海トラフ巨大地震による西日本大震災(約20年後)は必ず来る。科学的根拠を示し対策を促す。⇒

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