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ISBN 10 : 413013308X
Content Description
“ある思想史”としての心理学×アイデンティティの“むこうがわ”「晩年性」「危機」「叡智」「まだ、ない」…悩み、逸脱し、老い、しかし祈り、希望する存在の心理学への序奏。
目次 : 第1章 心になぜ環境が必要なのか―二〇世紀心理学の問題(二〇世紀心理学の問題/ スキナーによるS‐R理論の刷新 ほか)/ 第2章 心と環境はどのように応答し合うのか―変化する社会と個体発達(本能の概念をめぐる論争―行動をどう説明するか/ 発達研究における成熟説 ほか)/ 第3章 エリクソンは発達の「環境」をどう描いたのか―図表に込められた知慧(忘れられた一覧表(心理(心)と社会(環境)をつなぐ八項目/ 八つの異なる「存在の仕方」と「形骸化の危険」)/ ジェネレイショナル・サイクルの地平)/ 第4章 発達研究になぜ垂直軸が必要なのか―『青年ルター』読解(『青年ルター』の方法論―「発作」をめぐる多様な解釈/ 息子マルチンの父親とその時代 ほか)/ 第5章 発達の中で創発性はいかに生じるか(晩年性―エグザイルという選択/ 「まだ、ない」現実としての希望 ほか)
【著者紹介】
鈴木忠 : 1960年前橋市生まれ。1991年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。1994年教育学博士(東京大学)。現在、白百合女子大学教授
西平直 : 1957年甲府市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。立教大学文学部、東京大学大学院教育学研究科の後、2007年より京都大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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