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法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切札 朝日文庫

西上心太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022650474
ISBN 10 : 4022650478
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

司法担当記者の沢村はとある窃盗事件を追う中で、これは刑事による「創罪」ではないかと疑いを持ち…(「置き土産」)。法廷で繰り広げられる駆け引き、証言から導き出される新たな事実が、やがて隠された真相を暴き出す。人気作家による傑作ミステリーアンソロジー。

【著者紹介】
阿津川辰海 : 1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「KAPPA‐TWO」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー

伊兼源太郎 : 1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第三十三回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー

大門剛明 : 1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年、『雪冤』で第二十九回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー

丸山正樹 : 1961年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。シナリオライターとして活躍したのち、2011年に『デフ・ヴォイス』により小説家デビュー

横山秀夫 : 1957年東京都生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒。上毛新聞社での十二年間の記者生活を経て、作家として独立。1998年「陰の季節」で松本清張賞、2000年「動機」で日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    阿津川さんはお初の作家さん。横山作家『口癖』は既読のはずなのに思い出せず、面白く読んだ。他のお三方・・伊兼さん、大門さん、丸山さんは近年の作品なのでさすがに覚えていた。帯が好いよね『果たして真実こそが''正義’’なのか?』法廷ものも大好きなので、これからも面白い作品と沢山出会いたい。

  • aquamarine

    法廷ミステリは好きだが、人の隠された部分に切り込むため重くて辛いものが多い。そんなことを考えながら読み始めた一編目が阿津川さんの「ウリャオイ」(←違う)でのけぞる。再読でもこのコメディタッチは最高。伊兼さんは法廷ミステリではあるが司法記者視点のお話、大門さんは刑事と検事のシリーズの一話、丸山さんはデフ・ヴォイスから、3編とも読み応え十分でシリーズを読んでこなかったことを後悔するほど良かった。横山さんは家裁の調停の話だが、これはきつかった!これが最後でない方がよかったが、未読も多くアンソロの良さを堪能した。

  • あっか

    新刊。阿津川さん目当てで買ったけど、しまったー透明人間は…に収録済み作品だった。でもあの中でも特に好きな作品を再読できたので良し。笑(やっぱり面白い!)司法がテーマかつ顔ぶれゆえ、短編集だけどどれも骨太で読み応えがありました。リーガルミステリ好きなんだなーと新たな自分発見。偶然と必然、弁護側の証人は連作短編集の1作目らしくぜひ全編読んでみたい。弁護側の証人の、ん?ん?と思いながら読み進められるあの感じも好き。口癖は背筋がゾクッとする感じの面白さ。どれも本当ハズレなしでそれぞれに没入できました。

  • のんちゃん

    法廷を舞台にしたミステリーアンソロジー。最初は、細かい事件説明等あるのに、内容的に頁数足りるのかな?と余計な事を心配していたが、これ、すごく面白かった‼️すぐ底本も読みたい本に入れてしまったくらい。法廷を舞台にしていると言っても、各先生方、全く違ったアプローチで楽しませてくれた。特に横山秀夫先生の作品は、家裁調停委員による離婚調停という、あまりお目にかからない場面でのお話で、内容もさすが大御所、登場人物の心理描写も納得でき、すごい作品だと感服した。朝日文庫って、私には当たりの本が多い気がする😚

  • たち

    逆転が満載のアンソロジーでした。特に面白かったのは、もう、ほとんどギャグのような話ですが、本当にありそうなので怖い、阿津川辰海さんの『六人の熱狂する日本人』と、「聴覚口話法」なるものを初めて知り、とても興味を持ったので、丸山正樹さんの『弁護側の証人』。こちらはシリーズ物のようなので、全部読んでみたくなりました。

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