Books

ダムとの闘い

藤原信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846112080
ISBN 10 : 484611208X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

いま再び凍結中のダム事業が復活している。土建業者だけが儲かる、何の意味もないばかりか、自然を破壊し、地元住民を苦しめ、仲違いさせるだけのダム事業。そのなかでも、極めつきのダム事業が、栃木県の思川開発事業である。1964年のオリンピックの年、東京の水不足解消策のひとつとして構想された思川開発。小川のような川を堰き止め、ダムを建設、足りないダム用水を複数の遠い河川から水を導水するという計画。東京の水不足が解消されても、国はなんだかんだと意味のない理由を付けて計画を推進する。それを擁護する自治体。住民が住民監査請求をしても門前払いし、裁判に訴えても行政を弁護する裁判所。そしてまだ本体工事にはいれないまま事業を続ける。日本の行政と司法の腐敗が、税金を垂れ流し、国民と国土を荒廃させる…。

目次 : 第1章 南摩ダム―思川開発事業という名のムダなダム/ 第2章 ダムとのたたかい/ 第3章 思川開発事業の訴訟/ 第4章 室瀬協議会のたたかいと挫折/ 第5章 思川開発事業訴訟の原告として/ 第6章 宇都宮地方裁判所における訴訟/ 補章 裁判と裁判官

【著者紹介】
藤原信 : 1931年千葉県生まれ。東京大学農学部林学科卒業。東京大学大学院農学研究科博士課程修了。東京大学農学部助手、宇都宮大学農学部森林科学科教授を経て、宇都宮大学名誉教授。農学博士(東京大学)。思川開発事業を考える流域の会前代表。元長野県治水・利水ダム等検討委員会委員。元大芦川流域検討協議会委員。元環境政党「みどりの会議」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items