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一銭五厘の旗

花森安治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766000269
ISBN 10 : 4766000269
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 井上裕紀男

    暮らしの手帖で有名な商品テストも良いですが、戦中・戦後のコラムが読み手を引き込みます。 「みなごろしの爆撃」と呼んだ焼夷弾による空襲、終戦後にはためく庶民の旗、瓦礫だらけの街並み、闇市や配給のある暮らしの中で創刊された雑誌は、当時の人々にとっていかに受け入れられたのか興味深いです。 掲載写真も素敵で、思わず見入ってしまう。鞄づくりをする「重田なを」氏、なぜだか仕事姿から異様な凄みを感じます。「札幌」「斜里」を映した写真も良い。 「武器をすてよう」と訴える下りもあり、忘れずに幾度も読みたい。

  • くみん

    10/1で終わる朝ドラの花山さんのモデル・花森さんのエッセイ。商品テストの写真はまさに朝ドラと同じ。商品テストは『消費者のためではなく生産者のため』生産者により良いものを作ってほしいという願いだという。花森さんの芯の通った考え方がズシッと伝わってくる。一戔五厘とは戦時中の葉書1枚の値段。一戔五厘(葉書=召集令状)で人を戦争に行かせることができるということ。戦争の悲惨さを庶民目線の言葉で綴り、二度と戦争をしてはならないことを切実に訴えている。名編集長の花森さんが綴るこの本は今でも心に響き色褪せない。

  • たなかか

    昭和30 40年頃の社会の現状を判りやすく批評し行動する花森さん今でも共感ししてしまうのは50年たってもよくなってないからなのか、そもそもコレが世の中なのか 一銭五厘で買える命。商品テスト 札幌 戦場 大安佛滅 結婚式 世界はあなたのためにない どぶねずみ色の若者  特に うけこたえ は秀逸だった。人の話の質問には先回りせず的確に答えようと思う。

  • ともゑ

    雑誌に掲載されたエッセイの自選集。社会批評•批判と提言や様々な女性の生き方を取り上げた話題など。どれも強く心に残ってるものの特に印象に残ったエピソードは「無名戦士の墓」(靖国神社と千鳥ケ淵戦没者墓苑について)「どぶねずみ色の若者たち」(ビジネススーツの若者について)「千葉のおばさん」(行商の女性について)。

  • あきかん

    確か中学生くらいに学校の図書館で借りて読んだ。高校の図書館で借りた記憶はない。読み通せるかと心配だったけど、優しい文章だったから読了できた。何かしらの影響を間違いなく受けた。

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