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世界史劇場ナチスはこうして政権を奪取した

神野正史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860644819
ISBN 10 : 4860644816
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

当時もっとも民主的といわれた憲法下で、なぜ独裁政権が生まれたのか。第一次世界大戦後のヴェルサイユ体制下における欧米の動きと、ナチスの誕生から全権委任法成立までの過程を詳しく解説。まるで映画や舞台を観るような感覚でスイスイ読めてわかりやすい!歴史が“見える”イラストが満載!

目次 : 第1章 新国際秩序の構築/ 第2章 イタリア全体主義/ 第3章 ヴァイマール共和国/ 第4章 ナチスの抬頭/ 第5章 ナチスの退潮/ 第6章 ナチスの独裁

【著者紹介】
神野正史 : 河合塾世界史講師。世界史ドットコム主宰。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。歴史エヴァンジェリスト。1965年、名古屋生まれ。出産時、超難産だったため、分娩麻痺を発症、生まれつき右腕が動かない。剛柔流空手初段、日本拳法弐段。立命館大学文学部史学科卒。既存のどんな学習法よりも「たのしくて」「最小の努力で」「絶大な効果」のある学習法の開発を永年に渡って研究し、開発された『神野式世界史教授法』は、毎年、受講生から「歴史が“見える”という感覚が開眼する!」と、絶賛と感動を巻き起こす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • べっち

    第一次世界大戦の終わりから第二次世界大戦が始まるまでが描かれています。今回も大変分りやすかったです。復讐は復讐を呼ぶ、この一言に尽きると思います。ナチスが行ったことは許されることではありませんが各国の対応も酷すぎる。フランスとドイツの溝の深さには驚きました。このあたりの歴史の本も読んでみようと思います。なぜ民衆はヒトラーを支持したのか、その心情、その背景についてはあまり述べられていなかったので他の本で勉強したいと思います。

  • CHRONO

    河合塾の人気講師による世界史テキストのような1冊。第1次大戦から2次大戦までをドイツ中心に進めていく説明が端的で、ヨーロッパだけでなく、日本やアメリカも加えてあり当時の世界史の流れがつかみやすい。特に第1次大戦後の賠償のための金の流れ(ドイツ⇒フランス・イギリス⇒アメリカ⇒ドイツ)が、2次大戦の引き金になっていく様が良く分かった。以前読んだヒトラー関連本の補完としてベストな1冊。たくさんの世界史劇場シリーズが出ているので、読んでみたい。

  • Hira S

    独裁者=悪意。連合国=正義。歴史は勝者が決めるもので、真実はこういった二元論では語れない。第一次世界大戦後の勝者総取りの体制がナチスを急成長させていった。一方で連合国もドイツへの厳しい締め付けの緩和をしようとしていたことも大切な事実である。残念なことにそういった努力はブラックサーズデーによって全て無になってしまう。

  • @sushi suzuki

    WW1〜WW2の間における欧州情勢、ドイツ、ナチの3つの観点からナチの台頭を解説する。絵が多めでわかりやすいが、歴史書に比べれば解説が少々雑(断定や偏見が各所に見られる)。予備校講師が書いたということで、受験生が教科書のお供に読むくらいなら良いと思う。雰囲気を理解するなら良書。

  • Michael S.

    第一次世界大戦後に何が起こって、ナチスがいかに力をつけ 政権を奪取したかが、よくわかる本。社会が不安定で民衆に大きな不満や不安があるとき、民主主義体制のもとで大衆はナチス的な思想と運動を支持してゆく。その原因は社会に”蓄積された富”の分配の不公平が一番影響していると思われる。現代でも政治を通して富の再分配を適切に行わないと、形を変えてナチス的なものが生まれる危険がある。政治の正しい目的は富の公平な分配だという単純な事実にあらためて気がつく。昨今の日本も大衆が安心して暮らせる状況とは言えない。不安である。

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