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ISBN 10 : 4000258494
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天安艦事件、延坪島砲撃事件、そして金正日総書記の急死―。南北朝鮮はいまも緊張と危機の中にある。しかし、激動の中で韓国社会は学び、民主化を遂げ、変貌し続けてきた。二〇〇〇年には、それまでの南北関係を大きく転換させた南北首脳会談も実現した。しかし、いま、韓国にはもっと「大胆な社会の変化」が要請されている、と著者は説く。李明博政権以後、求められる「変化」とは、どのようなものか。
目次 : 韓国の「二〇一三年体制」と東アジア/ 1 二〇一〇年の危機をめぐって(「天安艦」事件の真相究明は、民主主義の回復と南北関係改善の決定的な環である/ 二〇一〇年の試練を踏まえ、常識と教養の回復を)/ 2 「一九八七年体制」の平和政策(朝鮮半島の統一は「市民参加型統一」で/ 北朝鮮の核実験をどう受けとめるか/ 「八七年体制」をどう克服するか/ 「六・一五南北共同宣言」の意義は何か/ 南北分断の現実と「変革的中道主義」)/ 3 「二〇一三年体制」へ(なぜ「包容政策2.0」なのか/ 「二〇一三年体制」を準備しよう/ 金正日没後の「包容政策2.0」/ 「二〇一三年体制」をいかに実現させるか)/ 「金正日以後」と二〇一三年体制
【著者紹介】
白楽晴 : 1938年生まれ。高校卒業後に渡米し、ブラウン大学とハーバード大学で修学。後に再渡米し、1972年ハーバード大学でD.H.ロレンス研究により英文学博士。66年季刊『創作と批評』を創刊、以来編集人を続け、ソウル大学教授を務める。現在、ソウル大学名誉教授、「韓半島平和フォーラム」共同代表で、2011年「希望2013・勝利2012円卓会議」を結成して野党勢力の「連合」に尽力する
青柳純一 : 1949年生まれ。翻訳家。東北大学、大阪外大、大阪教育大を経て釜山大学大学院博士課程修了。1990年より2004年まで釜山大学など韓国の大学で日本関係学科客員教授。現在、コリア文庫(仙台)副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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