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ミヒャエル・エンデ「モモ」 2020年 8月 Nhk100分de名著

河合俊雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784142231164
ISBN 10 : 4142231162
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikashika555

    知ってはいるけど読んだことがなかった。 100分で名著を機に、少年文庫版購入。 感想はその時に書きたくて 今回はパス。 100分で名著、解説は河合俊雄さん。 心理学という面から読み解いていかれるのかな。 次回もたのしみです。

  • おたま

    8月22日に地元で読書会がある。取り上げる本が『モモ』。そんな折、100de名著でミヒャエル・エンデ『Momo』、なんとまあジャストタイミング!実は原作の『モモ』は数か月前に読んだのだけれど、コロナの影響で読書会が延期となり、今回の開催となった。だからこの機会に内容を見直し、論点をまとめようと思って番組も見て、テキストも読んだ。番組はまだ2回目だけれど、テキストはすでに読了。ユング派の心理学者である著者ならではの見方。さらに昔話や宗教、神話等に関しても述べられていて多様な読み方に開かれており、参考になる。

  • ころこ

    あらすじと象徴性、構造とこれ以上必要ないくらい全てが本書にあるので、『モモ』か本書かどちらかで良かった。両方読むのは冗長だと思う。近代性を軸にして時間を考えると、時間だけではなく老いの問題、意志と責任の問題、ヨーロッパに特徴的な応答について、三位一体と弁証法についてなど、思いつきそうなことが網羅されている。今だったら流行りの「タイパ」は、うつ病の遠因になると言われそうだ。

  • コニコ@共楽

    テレビ番組を先に見てからゆっくり読みました。河合俊雄さんは河合隼雄さんの息子さんなんですね。心理学や民俗学的視点で読み解いているのが新鮮でした。人の話をよく聞かずにアドバイスしたり、自分の意見を言ったりすると「自分の話を受け取ってもらえた」という実感が生まれないというのは、よくわかります。人の話をじっくり聞くことはなかなかできないことです。モモの聞く力は素晴らしい能力だと思います。また、灰色の男たちが節約した時間が個人ではなくシステムのために利用されるという点も現代社会を鋭く見ていて説得力がありました。

  • アナーキー靴下

    臨床心理学視点による解説は、思いもよらぬ方向もありつつ、基本的には心にまっすぐ届きわかりやすい。本書冒頭、エンデは作品の分析や解釈を望まず、体験してほしいと語ったとある。物語は直接的な示唆が多く、解釈を避けられない作りと思っていたが、それだけではなく、自分の中から登場人物が呼び起こされるかのように生き生きと描かれていることに気付いた。モモ、ベッポ、ジジ、子供たち、フージー氏、ニノ、灰色の男たち…自分の中にいるそれらのキャラクターが物語を体験させてくれるのである。まさに河合先生のいう良質なファンタジーだ。

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