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結局、勝ち続けるアメリカ経済 一人負けする中国経済 講談社+α新書

武者陵司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062207287
ISBN 10 : 4062207281
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国をいかに封じ込めるか―それはトランプ政権の最優先課題となっています。世界の技術、市場、資本のただ乗り「フリー・ライド」によって目を見張る成長を遂げた中国は、アメリカによってこのフリー・ライドを禁止され、成長が期待できなくなるでしょう。こうして、フリー・ライドを前提とした中国経済とそのビジネスモデルは一気に機能を停止し、経済成長が止まる「中進国の罠」に陥ることは確実です。現代版シルクロードである一帯一路構想、海のシルクロードである真珠の首飾り戦略、AIIB(アジアインフラ投資銀行)などは、歴史上の大言壮語として記録されることになるでしょう。こうした環境のもと、日本には、歴史的な追い風が吹いてきます。

目次 : 序章 アメリカと日本に吹く歴史的な順風/ 第1章 トランプ大統領でアメリカ経済はこうなる/ 第2章 アメリカが獲得した「第七大陸」/ 第3章 ドル本位制の最盛期が始まる/ 第4章 回復不能な中国経済/ 第5章 トランプノミクスの最大受益者は日本

【著者紹介】
武者陵司 : 1949年、長野県に生まれる。武者リサーチ代表。ドイツ証券アドバイザー。横浜国立大学経済学部卒業。1973年、大和證券入社。大和総研アメリカ・チーフアナリスト、大和総研企業調査第二部長を経て、1997年にドイツ証券(旧ドイチェ・モルガン・グレンフェル証券)入社。2005年、ドイツ証券副会長兼チーフ・インベストメント・アドバイザーに就任。2009年、武者リサーチを設立。2002年・2003年の米国インスティテューショナル・インベスターランキング「日本株ストラテジスト」部門1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kawa

    アメリカの産業構造は、ドルが高くなればなるほど、アメリカ経済にとって恩恵をもたらす(117頁)、日本株はとりわけ大きく振幅するドル円レートに連動する(185頁)等が勉強になる。とは言え、今のドル元レートは3年ぶりの元高。経済は生き物、盲信は怪我のもとか?中国のハードクラシュは、日本にも影響が甚大。賢人の知恵でどうにかソフト・ランデイングしてもらいたいものだ。(2017年刊)

  • hk

    ……アメリカのIT関連企業が前代未聞の最高利益を記録している。その傍らで何故か空前絶後の低金利が続く。低金利とは資金の供給に対し需要が不足している状況だ。一方で最高利益を更新する好景気であるならば、業務拡張のため企業は設備投資を行い金利は上がるはずである。こうしたマクロ経済における一連のセオリーは今や通用しなくなった。というのもアップルをはじめとする米IT関連企業は業務拡張をするにしても、直接設備投資ではなく外注委託によって増産を行うのが常態化しているからだ。……といったお勉強をさせてもらった。

  • おおたん

    2017年の本。答え合わせを含めて読書。本のタイトルは、今後の経済、中国が席巻するように見えますが、実は、アメリカだよ!という内容だと思ってたら、より日本の経済の方が爆上げだよ!という内容でした。今までも投資関連の本を読んできましたが、新たな言葉や知識が吸収できた本でした。日本の経済が上向く根拠の話は、なるほどと思わせてくれる材料があり、勉強になりました。投資の勉強される方は、読んでおいていいと思います。

  • いの

    地政学。ドル高円安

  • yomihajime

    武者さんの本。一言で言えば「最後にアメリカは勝つ」。外交問題でかつて岡崎久彦氏が「アングロサクソンにbetしてれば最後に勝つ」といって経済版か。揶揄するつもりはない。鉄鋼アルミの関税でアメリカが中国に経済戦争を仕掛けている今を見る限り、武者さんは「ほら俺の言う展開だろ」と笑っているだろう。80年代の日本もアメリカに貿易戦争を仕掛けられ、その後の失われた20年に続く。中国は当然これを教訓にしているはずだ。今回は軍事的覇権の座も中国は米だ党を狙っているだけでに安保と連携させた動きも出てくるはずだ。

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