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未知なるカダスに夢を求めて 新訳クトゥルー神話コレクション 4 星海社fictions

森瀬繚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065163184
ISBN 10 : 4065163188
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトが創始し、人類史以前より地球へと飛来した邪神たちが齎す神話的な恐怖を描いた架空の神話大系“クトゥルー神話”。その新訳コレクション第4集となる本書では、「北極星」から「未知なるカダスを夢に求めて」に到る、地球の夢の深層に広がる異世界“幻夢境”が舞台の幻想譚と、ラヴクラフトの分身とも言える“夢見人”ランドルフ・カーターが夢と現にまたがる脅威に直面する「ランドルフ・カーターの供述」以下の作品群を完全に網羅した、実に17篇を収録。

【著者紹介】
H・P・ラヴクラフト : 1890年、アメリカ・ロードアイランド州に生まれる。怪奇小説専門誌“ウィアード・テールズ”で活躍するも、作家としては不遇のうちに1937年に死没。彼の作品を母胎とし、架空の固有名詞を共有して紡がれる架空の神話大系・クトゥルー神話は、同時代、そして後世の作家の手で書き繋がれ、現在に至るまでその影響力を拡大し続けている

森瀬繚 : ライター、翻訳家。TVアニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 花乃雪音

    ホラーよりもランドルフ・カーターが主役のファンタジー小説という印象が強い1冊。帯に「1920年代の異世界転移ファンタジー<ドリーム・サイクル>」と書かれている。文字通りドリーム・サイクルをざっくり掴むには適した1冊だと思う。また、クトゥルー神話で現代を舞台にした作品が思い浮かぶ人たちにこの本はそういう話ではないと説明しているようにも思えた。

  • スプリント

    ドリームワールド探検記です。ホラーよりもファンタジーよりですが読んでいてワクワクします。

  • Ai

    やはり表題作をはじめ、ランドルフ・カーターが主人公の作品が印象に残る。ラブクラフト=深淵なるコズミックホラーというイメージが今まで強かったけど、それはあくまで一部で、ベースにあるのは、ロード・ダンセイニのような幻想神話の世界。本作の短編たちを読むと、彼の創造世界の外郭部分がよく分かる。夢見人とはSF的にどう解釈するのか、なぜランドルフ・カーターは夢見人として優れているのか、そもそもなぜ世界の果てまで探求するのか、など深堀りすれば現代でも非常に響く作品になりそう。

  • アル

    ほとんどはどこかで読んだことがある作品なのだが、改めてまとめて読むとまた印象が変わっていたりする。 ほぼ執筆順に並べられているため、各作品に含まれていた要素が『未知なるカダスを夢に求めて』で集大成される感覚を堪能。 解説についてもラヴクラフトへのダンセイニの影響と作風転換の理由など、興味深い内容。 『銀の鍵』で物語の展開に合わせて文体を変えるところは、なかなか面白い試みで良かった。

  • Smith, Ordinary. Person.

     4集は、クトゥルー神話とは別にラヴクラフトが考案したもう一つの世界、後に「ドリーム・サイクル」と呼ばれる世界観に統合されるものを舞台やネタにした作品を収録。全体的にクトゥルー神話と比べてファンタジー色が強く、異世界転生モノの源流の一つであろう「異世界への転移」という展開や、現実とうまく折り合えない夢見人(ドリーマー)である登場人物のキャラクターも含めて中学生・高校生でも抵抗感少なく読めると思う。

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